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札幌樹木発見さんぽ Sapporo Tree Discovery Walk/アドベンチャートラベル 

こんにちは。
英語接客アドバイザー・英語ガイド研修講師の馬上千恵(もうえちえ)です。

11月7日、札幌市主催:AT(アドベンチャートラベル)モニターツアーのガイドを務めました。
参加者は関係者を含めて15名。
海外の方向けATということと、通訳案内士や英語ネイティブの方も参加していただけたので、
英語と日本語の両方を使って行いました!

いや~、楽しかった。ガイドの私が一番楽しんでいました。
大好きなことを、しかも2か国語で語るのって、面白いし、嬉しい~。
時々、みんなで英語でどう伝えるか、どんな単語を使えばいいのか一緒に考える時間も取ったので、ガイド英語の学びにもつながりました。

木について熱く語らせていただきました!

このツアーはとにかく北海道の樹木について学ぶ、感じるツアー。

北海道の自然を満喫する旅の前に、スタート地点である札幌で、
自然や樹木に関する知識を手に入れておくと、もっと旅が楽しくなるよ~!というコンセプトです。

またATガイドのガイディングを見ていただく機会でもあるので、
インタープリテーションを意識し、インタラクティブに五感を活かして楽しく樹木を学ぶことができるよう心掛けました。

このツアーのもう一つのミッション(コンセプト)は自分の好きな木を見つけること。
大体10種くらいの樹木を紹介したのですが、最後のバスの中で「お気に入りの木」を発表していただくことにしました。

樹木って面白いんです。
個性があって、生きていくための戦略など人間と似ているところもあります。
ストレスに耐えてじわじわ大きくなる木、中間層をうまく狙う木、新しい場所でぐんぐん育つけど割と早い時期にいなくなってしまう木・・。
(私はこれを森林組織論として近々まとめる予定です!)
そんな視点からもご紹介すると、「面白い~。親しみがわく~」と自分に似ている木を選んでいる方もいました。
次に森の中で出会ったら、「おお!」と親しみを持って、その木がどんな環境で頑張っているのか観察していただければ嬉しいなと思っています。

参加者の方にこんな素敵なご感想をSNSにあげていただきました。

森林は穏やかな存在ではなく、さまざまな植物や小動物の生き残りのための戦略と戦術に満ち溢れた、実は大都会の喧騒にも匹敵するような蠢きがたくさんあるのだということを、森林の声をよく聞くことのできる類まれなるインタプリテーションが卓越した通訳案内士の先輩のナビで、深く理解した。

通訳案内士・男性

その後は、円山公園から車で10分くらい、自然豊かな里山の中にあるrestaurant AGRISCAPE(アグリスケープ)でゆったりランチ。
そこの循環式農園で育て収穫された素材を使った食事は、最初から最後までおいしい新鮮な驚きがいっぱいでした。

地元のガイドと地元の素材と使った料理をいただきながら、ゆったりと異文化交流する。
時間の使い方が贅沢(自分たちのペース)なのもアドベンチャートラベルの特徴だと考えています。

参加者の皆さんとATに関する考えや英語ガイドや今後の観光のあり方についても意見を交わすことができ、とても有意義な時間でした。

材料の説明も丁寧にしていただけました
ビーツを使った前菜

主催の札幌市経済観光局様、事務局の(株)北海道宝島旅行社様、素晴らしい機会を作っていただきありがとうございました。

このTree Discovery Walk、ご要望あれば北海道であればどこでも開催可能です。
今までにも個人、小グループで自然ガイドや英語ガイドを目指す方されている方にも受講いただいております。
私の英語を聞いて、こんなシンプルな英語でいいんだ!と気づくきっかけにもなるそうです。
今回参加した英語ネイティブの方にも「分かりやすいシンプルな表現でよかった」とおほめいただきました。
冬のブルブル寒い状況でもOKでしたらまだまだガイドいたしますよ~。
お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら(M's Englishホームページのお問い合わせページが開きます)

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