【追悼】稲盛和夫さんが示した道標
日本はまた偉大な人物を失った…
京セラを世界的な企業に育て上げ
第二電電、その後のKDDIを創業し
経営破綻したJALを再建させた
偉大な実業家、稲盛和夫さん
後年は、人生哲学を
世の人々に教え続けた
数多くの著書のうち
「生き方」は
今もなお、私自身の
この世界を生き抜くための
バイブルである
プロローグから抜粋
「私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない「不安の時代」を生きています。閉塞的な状況が社会を覆いつくしているのはなぜなのでしょうか。
それは、多くの人が生きる意味や価値を見いだせず、人生の指針を見失ってしまっているからではないでしょうか。
懸命に汗をかくことをどこかさげすむような風潮のある時代だからこそ、単純でまっすぐな問いかけが重い意味を持つのだと私は信じています。」
稲盛さんの説く人生の指針は
至ってシンプル
◆人として正しく生きること◆
「私は、とにかく人間として正しいことを、正しいままに貫いていこうと心に決めました」と、ストレートにそう語る
◆魂を磨くこと◆
また、この世に生を受けた目的について「生まれたときよりも少しでもましな人間になる、わずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくため」と断じる
道に迷ったなら
利害、損得にとらわれずに
愚直なまでに
人として正しい道を選ぶ
それこそが
人生という荒波を越えるための
指針であり
この世界の真理なのだ
どことなく
企業戦士だった親父と
風貌や考え方が似ている
そんな気がして
稲盛さんに親父の姿を
みていたのかもしれない
さようなら
もう一人のお父さん
あなたが示してくれた道標を
これからも、大切にして
生きていこうと思う
たとえ人から
古くさいと笑われようとも
昔ながらの道徳的価値観を
大事にしていきたい
「安易に近道を選ばず、一歩一歩、一日一日を懸命、真剣、地道に積み重ねていく。夢を現実に変え、思いを成就させるのはそういう非凡なる凡人なのです。」
御冥福をお祈り致します🍀