現物を見たら欲しくなくなる
サッカニーのシャドウという靴がほしくてABCマートに行ってみたところ、現物を手に取ると同時に欲しい気持ちが失せた。
なのに、スマホ越しに商品を見るとなぜか誘惑にかられる。
国家
大学の哲学の先生が「プラトンの『国家』を読みたまへ。きっと貴殿にとって財産になるに違いない」という意味のことを言うのでAmazonとかメルカリで「プラトン 国家」と調べた。例の分厚い岩波文庫の画像が出てきた。
ブックオフでみんなが通り過ぎるところに置いてある系の本だ。ネットで調べれば調べるほど「欲しいな。読んでみたいな」と思うようになった...
...のだが、きのう本屋でこれを立ち読みしたらあまり欲しくなくなった。「もうちょいヒマになったら読みます」ぐらいの気持ちになった。
購入後の心
しかし、どうして本物を見るとちょっと心が冷めるのだろう?ふつう、本物を見るほうがよりハイな気持ちになるはずなのに。
反対に、購入時はたいして意欲的でなかったものが、いざ家に届くとものすごく素敵ですっかりハマったものもある。
さいきんハマったのは、zozotownのレインシューズだ。なぜか商品ページへのリンクを貼れなかったが、ハイカットのオールスターみたいな形をした長靴である。
かわいい。柔らかい。歩きやすい。コンバースの靴より好きになった。
でもスマホ越しにはコンバースのct70とかのほうが欲しくなる。
これも、実際に手に入れたら心が冷めてしまうのだろうか。
言の葉の庭
話は変わるが、タイトル画像が本当に素敵だ。muyouという人が描いたらしい。
梅雨の時期に靴の話をすると『言の葉の庭』を思い出す。あれは本当にいいね...できれば職場の壁に投影しておきたいくらい綺麗な映像だ。
休みの日にまた見ようかな。