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自活する子供たちを神は祝福する

私の半分くらいの歳の友達ができた。彼は病気を持っているため普通の仕事ができない。自分でパソコンやスマホを駆使してお金を稼ぐ道を切り開いている。今はまだ自活できるほどの金額ではないけれど、でもけっこう稼いでいる。


彼の両親は「なんで普通の仕事ができないの」と言ったそうだ。彼は自分の手で、自分の言葉で運命を切り開こうとしている。ただ、種が育つには時間がかかるんだ。両親だってそのことは知っているはずなのに…


そういえば、私も「翻訳の仕事をしている」と他人に言った時、「お金にならないんじゃないの」と言われた。私にそう言った人は風俗店の店員を掛け持ちしていた。

私もまだ翻訳だけでは自活できない。作家になりたいと思って活動しているが、まだまだ「普通の仕事」にも頼っている。


私は彼から、一人でお金を稼ぐ方法を教わった。それは自由と独立のための戦いだ。あいつは武器を持たずに戦っているんだ。いつかみんなわかってくれる。


そういう生き方は、普通じゃないかもしれない。でもそれでいい。それでいいんだぜ。