リモートワークにおける健康影響と対策①〜「情報機器作業に起因するもの」〜
こんにちは!
MSD代表の増田です。
世界的に続くコロナウイルスの第3波、第4波が押し寄せています。
日本もタイも過去最高の感染者数を記録しており、さらなる感染拡大からの医療面や経済面で大きくダメージを受けています。
タイでは、年末によるコロナ感染者の急増によりリモートワークをする企業が多くなりました。
昨年のロックダウン時には、リモートワークで体の不調をきたす人が多かったので、今回は予防をしてもらうためにもセミナーを急遽開催しました。
*セミナーは以下から全編見ることができます
時間のない人のために、その内容を少し資料と文章でもお話していきます。
今回は「情報機器作業に起因するもの」をテーマについてお話します。
2種類の健康への影響の原因
一般的にリモートワーク=パソコンなども使ったデスクワークというイメージがあるかもしれませんが、実はそうではありません。
リモートワークにおける健康への影響は「情報機器作業に起因するもの」と「テレワークという働きがもたらすもの」
の二つに分けられます。
「情報機器作業に起因するもの」ものはパソコンを使った仕事や、コールセンターなどの電話を使ったお仕事に起因するものです。リモートに限らず今や、パソコンは仕事に必要不可欠なものです。
そのため、こちらは普段の仕事においても影響が出てくるものですね。
一方、「テレワークという働きがもたらすもの」は自宅待機だったり在宅勤務の時など、今回のコロナウイルスによる二次的な影響を大きく受ける要因です。
肩こり腰痛などの身体的な影響だけでなく、メンタルヘルスの不調など心理的な影響を大きく受けることになります。
「情報機器作業に起因するもの」
情報機器作業に関する起因ものに関しては、『目の疲れ』『首肩腰などの筋肉の疲れ』があります。
『目の疲れの問題と対策』
目の疲れの問題と対策について、以上のことなどが挙げられます。
目が原因で頭痛や肩などの別の部位の症状などがでる可能性もあります。
『首・肩・腰などの筋肉の疲れ』
また、一定時間同じ姿勢を取り続けることで、首肩腰の筋肉の血行不良を起こし筋肉の疲労が起きます。
日々の姿勢を見直すことがとても重要です。
情報機器作業による対策 〜作業管理〜
作業管理において重要なポイントは「作業姿勢」と「作業時間」のコントロールです。
長時間の作業にならないように、休憩時間をうまく時間を確保してください。また、休憩時間を利用して同じ姿勢を取り続けないように、簡単な体操や呼吸を使ったリラックス法などで、心身ともに積極的にリラックスできるように励みましょう。
情報機器作業による対策 〜作業環境管理〜
自分の体や姿勢だけでなく大切なのが、作業環境面の対策です。
ポイントは照明や採光などパソコン関連の環境や、騒音や換気などの部屋にかんする環境調整です。
資料の中には具体的な調整方法を示していますが、身体面と環境面を共に見直して適切な作業を行える状態にする対策が重要です。
以上のように、1日の生活の中で大部分を占める仕事の部分において、意識して変えるだけで防げる健康への対策があります。
ぜひ、今日から実践してみてください。
今後のセミナー情報
MSDでは今後もリモートワークをする方や、健康経営を実践する企業向けにセミナーを展開していきます。
来週も以下の内容で公開収録をしますので、お時間ある方はご覧ください。
タイと日本を拠点に「ウェルネスを世界に」をかかげ、2020年にMSDを立ち上げました。海外や国内で活躍する医療従事者やアスリートと共に活動しています。いただいたサポートは、その活動に使わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。