ウォーターサーバー

仕事のアイデアが浮かぶのは、日曜日の朝が多いと個人的に思う。休みでリラックスしつつ、頭のどこかはもう月曜日の方向に向いているから……。

そんなことを一人で考えつつ、実際に思いついたアイデアをメモに残す。側にはいつものマグカップ。でも中身はまだ空のまま。

ポットの中でしゅうしゅうと温めているのは、いつもの水道水では無くミネラルウォーター。家に設置しているウォーターサーバーからの水だった。
お湯も出せるウォーターサーバーなのだけど、あえて水から温めている。一度沸騰させて冷ますことで白湯になるからだ。白湯とお湯、この部分は割と大きい気がする。

ぱちん。ポットのスイッチが切れて温めが終わる。ぼこぼこと沸騰するウォーターサーバー製白湯が落ち着くのを待って、マグカップに注ぐ。

まず香りはどうだろう……無臭だ。水道水との違いを感じる。次に熱さを我慢してすする。はっきりとわかるのは舌触りが水道水より柔らかい。そしてごく僅かだけれど甘いようにさえ思える。

比較することで両者の特徴が浮き彫りになる。ウォーターサーバー製白湯はソツなく美味しいし、水道水は個性的でパンチがある。甲乙つける問題ではなく、その日の気分で味を変えられると思うとなんだか得した気分。

思わぬ収穫に感謝して、今日も1日を始めよう。

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