ますだ

白湯のある日常。2020年冬コミで白湯本を作るために文章のリハビリも兼ねて。

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白湯のある日常。2020年冬コミで白湯本を作るために文章のリハビリも兼ねて。

最近の記事

ウォーターサーバー

仕事のアイデアが浮かぶのは、日曜日の朝が多いと個人的に思う。休みでリラックスしつつ、頭のどこかはもう月曜日の方向に向いているから……。 そんなことを一人で考えつつ、実際に思いついたアイデアをメモに残す。側にはいつものマグカップ。でも中身はまだ空のまま。 ポットの中でしゅうしゅうと温めているのは、いつもの水道水では無くミネラルウォーター。家に設置しているウォーターサーバーからの水だった。 お湯も出せるウォーターサーバーなのだけど、あえて水から温めている。一度沸騰させ

    • 水道水

      1月18日、日が昇る前。休みの日に限って早く目が覚めてしまうのは子供の頃から変わらない。 隣で寝息をたてる娘と妻を起こさないよう、そーっとベッドから抜け出る。廊下の冷たさに思わず声を上げそうになるが、ぐっと我慢。 誰もいないリビング。外からも何も聞こえてこない。寂しい気分と心地よい気分が同居する。電気ケトルに水道水を注ぎ、スイッチを入れる。 冬だからだろうか、沸騰するまで時間がかかる。しゅうしゅうという音から始まり、最後は激しくぼこぼこと音を立てて水が湯に変わっていく。

    ウォーターサーバー