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GW 2泊3日釜山旅行

ゴールデンウィークにどこかに行きたいけれど、今回は平日があいだに入っていたので短めの旅行を計画しました。2月に30年ぶりに韓国・ソウルに行って、韓国はビジネスや食文化など、いろんな面でレベルが上がってきたと興味を持ったので、今度は釜山に行ってみることにしました。結論を先に言うと、釜山は想像以上にいいところでした。

済州航空
大山がきれいに見えました

韓国は関西からだと本当に近いので飛行機はLCCを選択。済州航空は関空の第二ターミナルだったので「面倒だなー」って思いましたが、連絡バスでターミナルまで行ってしまえば、チェックインもパスポートを機械に当てて座席を選択して終わり。荷物を預けるカウンターもさほど混雑しておらず、機内持ち込みのチェックから搭乗口までが近いので第一ターミナルより楽でした。

飛行時間も関空ー釜山は1時間10分程度と短く、まったく疲れを感じることもありませんでした。高度を上げずに飛行するので道中、大山がとてもきれいに見えました。

金海(キメ)空港

釜山のゆるキャラ?
金海空港から市内にアクセスするニュートラム
キップがチップ式

間もなく釜山・金海空港に到着。このあと何度か目にする釜山のゆるキャラ「プギ」くん※に迎えられ、さっそく市内へ移動。ニュートラムに乗って沙上(ササン)駅へ。そこから地下鉄に乗り換えて中心街の西面(ソミョン)駅の次の田浦(チョンボ)駅で下車。

※「プギ」の名前の由来は「プサン カルメギ(カモメ)」らしいです。

田浦(チョンボ)

田浦(チョンボ)の街並み

田浦(チョンボ)は若者に人気のスポットらしくオシャレなカフェやレストランがたくさんありました。この後に行った西面よりも落ち着いた感じのところでした。

올드맨션(オールドマンション)
サムギョプサルとモクサル

韓国に行ったらサムギョプサルを必ず食べたい!と思っていたのでnoteでも紹介されていたオールドマンションという若者に人気の焼肉屋さんへ。日本人観光客もよく来ているようで翻訳機能付のタブレットで簡単に注文できました。

メニューはセットメニューだけですが、サムギョプサル(삼겹살)とモクサル(목살)と書かれていて、「モクサルってなんだ?」と思っていましたが、店員のおにいさんがお肉を指差して「バラ肉」「ロース」と説明してくれたとおり、サムギョプサルがバラ肉で、モクサルというのは首から肩あたりのロース肉らしい。確かに목(モク)というのは「首」という意味。また1つ新しい韓国語を覚えました。

美味しそうに焼けたお肉

お肉が焼き上がったのでさっそく頂きました。サムギョプサルは期待通りの味で、そしてモクサルは期待以上に美味しかったです。

最近、牛の焼肉よりも豚の焼肉の方を好んでいて、牛ももちろん好きなのですが、特に脂身が多い和牛などは少しだけ食べるのなら美味しいけれど、たくさん食べると胃にもたれます。対して豚肉は淡白で食べやすい。さらにこのモクサルというロース肉がサムギョプサル以上に食べやすくて、大好きなKelly(ビール)を飲みながら食べると最高でした。これは今後ハマりそうな予感がぷんぷんします。

西面(ソミョン)

西面(ソミョン)の街並み

美味しい焼肉を食べたあとは西面(ソミョン)駅をめざして散策。釜山で一番の繁華街ということで賑わっていました。ソウルで言えば明洞(ミョンドン)のような雰囲気です。有名な飲食店もたくさんあるようでしたが、今回はふらっと通り過ぎただけでしたので、今度また訪れてみたいです。

釜山駅

釜山駅
VISIT BUSAN カウンター
VISIT BUSAN PASS

続いて訪れたのは釜山駅。KTX(韓国の高速鉄道)に乗るためではなく、事前にインターネットで購入したVISIT BUSAN PASSを受け取るためです。

VISIT BUSAN PASSは釜山の複数の観光名所に入れるパスであり、釜山を訪れたのは初めてだったので、観光名所をできるかぎり回りたいと思い購入しました。

シティーツアーバス乗り場

VISIT BUSAN PASSをゲットしたので早速シティーツアーバス乗り場へ。このパスでツアーバスも無料で乗れるのだけど、乗りたかったグリーンツアーのバスが行ったばかりでした。1時間近く待たねばならなかったのと、あとパスでは乗れないらしく、事前にカウンターでチケットを発行してもらわないといけないようでした。

ただシティーツアーは混雑しており乗れない可能性が高いという情報をインターネットで事前に知っていたので、あっさり諦めて目的地の松島(ソンド)までタクシーで移動しました。

松島(ソンド)

松島(ソンド)の景色

松島(ソンド)には有名なロープウェイがあって、これもVISIT BUSAN PASSを持っていれば無料で乗れます。ちなみに韓国の方はロープウェイではなくケーブルカーと呼んでました。

海を見ていると自然とテンションが上がってきました。ケーブルカーが海上30mくらいのところを通るので見晴らしも良かったです。

松島竜宮吊橋

ケーブルカーを降りると松島竜宮吊橋という海にせり出した展望台があるのですが、VISIT BUSAN PASSがあれば、ここも無料で入れます。吊橋はけっこう揺れるので飲食禁止、自撮り棒禁止でした。

松島は松島というだけあって松林になっていて、また小さな島がたくさんあるので、日本の松島のイメージに近かったです。

釜山は韓国第二の都市なので、日本で言えば大阪のようなイメージを持っていたのですが、市街地からタクシーで1000円もしないような近場にこんなに景色がきれいな名所があって、そして思っていた以上に海がきれいなのでびっくりしました。

釜山タワー

釜山ダイヤモンドタワー
龍頭山公園

釜山に来たのは実は2回目で、前にきたのは30年ほど前、高校の修学旅行の時でした。そして唯一記憶に残っているのが釜山タワーです。ツアーバスでなだらかな坂を登って、そこから釜山の街を見ていた記憶があります。タワーに登ったのか?登ってないのか?も覚えていません。ただ地元の高校生もちらほらいて生活感があって、街も雑多な印象の港町という感じであり、観光地ではないという印象でした。

対して今回は、その時に比べたらタワーの回りの龍頭山公園もきれいな印象を受けましたし、タワーを降りてから南浦(ナムポ)駅まで歩いたのですが、繁華街もきれいに整備されていて、港町というよりも観光客を十分に意識した街という印象を受けました。

釜山タワーからの眺め

釜山タワーもVISIT BUSAN PASSを持っていれば無料で登れます。釜山の海辺にはタワーよりも高い高層ビルがけっこう建てられているので大したことないかと思っていましたが、展望台がせり出していて足元が直下に見えて怖かったです。そして海側だけでなく、山側の街並みも見れて良かったです。

海雲台(ヘウンデ)

今回のホテルは海雲台(ヘウンデ)にしました。釜山のなかで新しくできた街ということで興味があったのと、ソン・ヘギョのドラマ「今、別れの途中です」が海雲台で撮影されていたので行ってみたかったというミーハーな理由からです。

海雲台駅前のメインストリート

地下鉄の海雲台駅に着いたのは夜7時ごろだったと思います。第一印象はすごくきれいなリゾート地に来たという気持ち。釜山の中心部から地下鉄で30〜40分ですっかり雰囲気が変わってまたまたびっくり!

海雲台は日本だと熱海や白浜という感じなのかもしれませんが、街の規模と美しさが比較にならないほどいいです。行ったことはありませんが、リオデジャネイロやドバイのような雰囲気です。

ナッコプセの人気店

ホテルにチェックインしてからと思っていましたが、メインストリートに行きたいと思っていたナッコプセ(タコ鍋)の人気店「ケミチプ」があったので夜ごはんを食べることにしました。すぐには入れず整理券を取って順番待ち。20分ほど待って入れました。ちなみに店の前を何度か通りましたが朝以外はお客さんがずっと並んでました。

ナッコプセができるまで

はじめは海鮮蒸のような感じで出てきましたが、火が通ってきてから店員さんが「ミックス!」と言うので混ぜてみたらだんだんチャプチェのような感じになってきて、はい!できあがり。

ナッコプセのビビンバ
韓国ビール(TERRAとCASS)

ナッコプセをご飯にかけて、サービスで出てくる水キムチやニラキムチや海苔をお好みで加えてビビンバにして食べるのが定番の食べ方みたいでした。ビールを飲みながら食べると最高に美味しかったです!

ちなみにトッピングではキャベツの千切りが意外に美味しかったです。あとビールは何も言わないとCASSが出てきましたが炭酸が抜けたような感じで好みではありませんでした。2本目は好みのTERRAを頼みました。

海雲台の夜

海雲台の砂浜
海雲台の屋台村

すっかりお腹がいっぱいになったのでホテルにチェックインしたあと散歩に出かけました。海岸沿いはジョギングしている人や海を眺めているカップルがたくさんいました。人混みという感じではなく、海を落ち着いて眺められるいい感じのところでした。

また街もぷらぷらしましたが市場というか、飲食店が軒を並べた屋台村のような通りがあり賑わっていました。海鮮料理のお店が多かったですが豆ホットク屋さんやはちみつケーキ?のようなスイーツのお店もあり、食べものには困らず、飽きることがないほど充実していました。

海雲台の朝

海雲台の日の出
朝の海雲台海岸

日の出と共に目覚めて海岸を散歩。ジョギングしている人がちらほら。ちょっと冷んやりしていましたが、とても気持ちがよかったです。

ウォンチョ チョンボクヂュク
アワビ粥
水キムチなどなど

海岸を軽く散歩したあと朝ごはんへ。アワビ粥を食べたいと思ったので、ググッて見つけた海雲台の有名店「ウォンチョ チョンボクヂュク」へ。ウォンチョは元祖という意味なので「元祖アワビ粥」という名のお店のようです。お店は綺麗に整備された街区にあってまだ新しい感じですが、お店自体は街が再開発される前からあったのでしょう。

さっそくお目当てのアワビ粥を注文しました。例のごとく水キムチなどの小皿もたくさん出てきて、お好みでトッピングして味変しながら食べるようです。

お味はさっぱりしていて胃に優しい。旅行に行くとどうしてもガッツリ食べてしまって胃がもたれるのですが、このお粥は疲れた胃を癒してくれました。今回食べたなかで一番かもしれません。

尾浦(ミポ)

尾浦の港

朝ごはんを食べて、海岸列車の駅へと向かいました。このあたりは尾浦(ミポ)という地名らしいです。ミポリンって僕は呼びましたが日本人に馴染みやすい音の響きの地名です。

このあたりは海雲台の再開発された新しい街と古くからの港町の風景が混じりあっています。小規模な朝市をやっていたので覗いてみました。

海雲台ブルーラインパーク

ビーチトレイン
ビーチトレインからの景色

海雲台ブルーラインパークのビーチトレインは混雑してなかなか乗れないとの情報を得ていたので9:30の始発を狙って8:30から並びました。

ドラマ「今、別れの途中です」で主人公のハ・ヨンウンとユン・ジェグクがすれ違うスカイカプセルにも乗ってみたいと思いましたが、スカイカプセルは終点の松亭(ソンヂョン)まで行かないのでビーチトレインを選びました。ビーチトレインならVISIT BUSAN PASSで無料で乗れます。

ゆっくり走るビーチトレインは江ノ電のようなイメージです。途中、インスタ映えする撮影ポイントとして有名な踏切がありましたがまさに江ノ電という感じです。ただ景色はこちらの方がきれいでした。海岸沿いが公園として整備されているので、どこの景色も素晴らしかったです。

松亭(ソンヂョン)

松亭の風景

終点の松亭(ソンヂョン)は落ち着いた感じのビーチです。海雲台はリゾート開発という感じで高級ホテルや高層ビルがけっこうありましたが、松亭は大きな建物がなく、江の島や葉山といった感じでしょうか。波はそれほどありませんがサーフィンをしている人がちらほらいました。

竹島公園の景色

海岸の先にある竹島(チュクド)公園まで散歩しました。この公園も松林になっていて遊歩道と展望台がありました。きれいで落ち着いた感じなので、地元の人が犬の散歩や体操にきていました。

日本とついつい比べてしまいますが、海がきれいで砂浜にゴミも落ちてません。日本だったら花火をした後のゴミやお酒の瓶や缶が落ちてるのに、まったくゴミがありません。7月8月の海水浴シーズンになると混み混みで日本と変わらないのかもしれませんが、観光地を作ってきれいに維持していこうという意識の高さを感じました。

珈琲院コーヒー

韓国にもスターバックスがたくさんありましたが、スタバではないカフェでコーヒーが飲みたかったので松亭の海岸沿いにある「カペウォン コピ(珈琲院コーヒー) 」で一服しました。カフェ院(カフェイン)にかけたネーミングでしょうか?コーヒーのお味は酸味が効いていて美味しかったです。しばらく何も考えず海をボーっと眺めていました。

BUSAN X the SKY

尾浦駅プロムナード
LCT ランドマークタワー

海雲台に戻り、高層ビルの100階にある BUSAN X the SKY 展望台に向かいました。ビーチトレインの尾浦駅前のプロムナードは、行きは違うところから行ったので通りませんでしたが、とてもきれいな遊歩道でした。たぶんドラマ「今、別れの途中です」でもロケ地になっていた場所だと思います。

X the SKYからの景色
X the SKYからの景色 2

BUSAN X the SKY 展望台もVISIT  BUSAN PASSで無料で入れます。阿倍野ハルカスと同じく超高速エレベーターで一気に100階を登りきります。

展望台からの景色は絶景で海雲台のビーチから広安里大橋まで見渡すことができます。リゾート型近未来都市・釜山の都市コンセプトを実感することができました。

世界一高いスターバックス

世界一高いところにあるスターバックスにも寄りました。コーヒーの味は他のお店と変わらないようでしたので、記念にタワーグラスを買いました。

海雲台屋台村

海雲台の屋台村
ヌタウナギのホイル焼き
アワビホイル焼きと青唐辛子やナムル

お昼はウナギを食べたいと思ってググッたのだけど、初めに見つけたお店はどうも日本と同じうなぎを出す名物店だったようでお値段も高かったのでキャンセルして、昨日の夜に散歩した屋台村でお店を探すことにしました。

ネットで調べたら屋台村は今年の1月で終了したみたいで、ここは正確に言えば屋台ではありません。正式に何という通りか分かりませんが、海鮮料理などの小さなお店が集まったところです。

どのお店に入ったのか覚えていませんが、ヌタウナギを出してくれるお店に入りました。ヌタウナギは日本のウナギと異なり、目がなくて海で獲れるようです。ここのお店は網の炭火焼きではなくホイル焼きでした。

ヌタウナギのお味というか、歯ごたえがぷりぷりしていて美味しかったです。日本のうなぎのように蒲焼きにするのではなく細かく切って焼肉のようにして食べるのがいいと僕も感じました。一緒にアワビも頼みましたが、ヌタウナギのぷりぷり感が強くてアワビの食感があまり感じられませんでした。ヌタウナギはそれだけ頼むのがいいし、焼肉感覚でビールや焼酎などのお酒とよく合うと感じました。

センタムシティ

センタムシティの風景
新世界センタムシティ

午後はショッピングエリアのセンタムシティへ。この新世界デパートは、世界最大級のデパートということで、たくさんのブランドがショップを出していました。昔ほど安いという感覚がないのでほとんど買いませんでしたが、知らないブランドが無数にあって、どこも日本と違ったセンスだったので、韓国のファッションシーンにも興味がわきました。

新世界スパランド

センタムシティに行った目的は、新世界スパランドです。VISIT BUSAN PASS のリストを見るとここも無料で入れることがわかったので俄然行く気になりました。海雲台の砂浜で寝ていてもよかったのですが、せっかくなので韓国のスパを体験してきました。

ここはドラマでよく見る徹夜明けのサラリーマンがシャワーを浴びに行く都心のサウナとは異なり、お風呂、各種サウナ、オンドル、足風呂などを備えたオシャレな温泉ランドという感じでした。いろんなサウナを楽しんだあとビールを飲んで、気持ちよくずっと寝ていました。

再び、海雲台の屋台村

チキン屋さん

せっかく釜山に来たのだから海鮮料理を食べようと、当初はヘムルタン(海鮮鍋)のお店に行く予定でしたが、海鮮料理が続いたので、この日の夜はチキンにしました。

オリーブチキンなどのチェーン店も海雲台にありましたが、オールドスタイルのチキン店を探しました。お昼と同じく屋台村にあった「ポポ トンダク」뽀뽀(ポポ)というのはチュー💋って意味なので、「キッス😘 鶏の丸焼き」という店名でしょうか。愛らしいです。

お味もまずまずでチーズステックが美味しかったです。あと韓国ではなかなかなかった生ビールを飲めたのもうれしかったです。

海雲台ドローンショー

STAR WARS The Acolyte イベント

海雲台の海岸にステージが設営されていて「いったい何だ?」と思っていたのですが、スターウォーズの新作ドラマが6月に配信されるので、そのイベントを海雲台の海岸でやるようでした。

そして本番は翌日でしたが、運よく前日のリハーサルを観ることができました。イベントのメインはドローンショーで、なかなか見応えがありました。もう1日くらい長くいてもいいと思ってホテルの滞在を伸ばそうと思ったのですが全然取れなかったのはこのためだったのかと納得しました。動画を貼れないのが残念ですが、写真だけでもお楽しみください。

海雲台ドローンショー 1
海雲台ドローンショー 2
海雲台ドローンショー 3
海雲台ドローンショー 4

再び、海雲台の朝

海雲台海岸の朝 1
海雲台海岸の朝 2

海雲台の海岸を今朝も散歩。とても気持ちいい。歩いているうちにまたアワビ粥を食べたくなってきたので、きのうとは違うお店へ行くことにしました。

パダマル チョンボクヂュク 1
パダマル チョンボクヂュク 2
アワビ粥

「パダマル チョンボクヂュク」という、こちらも人気のアワビ粥のお店に行きました。바다(パダ)というのは海という意味だから「海辺のアワビ粥」という名前のお店のようです。

店先にアワビの水槽があって食欲をそそります。お味は昨日のお店と同様にあっさりしていて美味しかったです。トッピングの塩辛がきのうは味が強かったので控えましたが、このお店の塩辛は程よい味でお粥とよく合いました。

やっぱり今回の旅行で一番のお気に入りごはんはアワビ粥に決定です! とにかく食べやすくて胃にやさしい。

1000 CC COFFEE
海雲台海岸の休日

土曜日ということもあって、海雲台の海岸にはランニングをしている人、カフェでコーヒーを飲んでいるお年寄りも多かったです。

スタバではないコーヒーということで1000CC COFFEEというお店でコーヒーを飲みました。ラージサイズは本当に1000CCあるようでしたが無謀なのでふつうのサイズを注文しました。お店のコンセプトとは裏腹に1000CCを注文しそうなお客さんは少なく、どちらかというと年配のお客さんが多いように感じられました。

海雲台の海とも今日でお別れなので、コーヒーを飲みながら、のんびりと最後の時間を過ごしました。

さよなら、海雲台

X the SKY
地下鉄 海雲台駅

X the SKYの摩天楼も見納め。2日間という短い滞在でしたが、とてもリラックスしたいい時間を過ごすことができました。

海雲台、カムサハムニダ。

多大浦(タデホ)海水浴場

多大浦の街並み
多大浦海水浴場 1
多大浦海水浴場 2

最終日、シティツアーバスに再チャレンジ。今度は釜山駅のVISIT BUSAN PASSのカウンターでバスチケットをちゃんと受け取ってからバス乗り場に行きました。しかし、やはりすでにお客さんがたくさんいて目当てのグリーンラインには乗れませんでした。

ツアー時間が一番長いため比較的空いているオレンジラインなら乗れそうだったので乗りました。多大浦(タデホ)海水浴場までツアーバスで行って、そこで降りてからしばらく散策して、地下鉄で空港に向かうプランに急遽変更しました。

多大浦海水浴場は釜山の最南端の街で、海雲台とは違い旧市街地という雰囲気でした。ただ、ここもとてもきれいで、そしてものすごく広い砂浜がありました。潮干狩りもできそうな干拓地という感じで、たぶん海が浅いので、小さな子ども連れのファミリーが多かったです。

チャンスヂョン  スンデ ・テジクッパ
添加物 NO !
テジクッパ

最終日のお昼は「釜山で食べ残したものは?」と考えて、ケジャン(カニ)やふぐも食べていませんでしたが海鮮は堪能したので、テジ(豚)クッパにしました。

ググッて調べて、多大浦海水浴場駅前にある「チャンスヂョン  スンデ ・テジクッパ」というお店に行きました。日本語だと「長寿村 豚ホルモン・豚肉クッパ店」という感じでしょうか。長寿と言ってるだけあって、添加物をいっさい使っていないとか、お店が元気なおばちゃんたちで切り盛りされているところに店の信念が感じられました。

テジクッパも美味しかったです。スタミナがつきそうで、熱くて汗をかきながら食べましたが、これは夏場の暑いときでも食べられそうに感じました。今回の釜山旅行を締めくくるのにふさわしい満足度が高いお昼ごはんとなりました。

多大浦海水浴場 → 金海空港

パクソヂンのファン

多大浦海水浴場駅から地下鉄に乗って、西面駅で乗り換えて沙上駅へ。さらにニュートラムに乗り換えて無事に金海空港に到着しました。

途中、黄色 Tシャツを着たり、黄色のスカーフをしたおばちゃんに取り囲まれました。阪神ファンの仲間かと思いましたが、帽子に「国民的歌手 パク ソヂン」と書いてました。ググッて調べたら韓国演歌歌手の若手のホープのようでした。最近のK-POPはターゲットがどんどん若くなっていて中学生くらいになってきているので、このおばちゃんたちが30歳前後の演歌歌手に夢中になる気持ちに、なんとなく共感しました。

金海空港

金海空港

帰りもLCCの済州航空。パスポートを機械に当ててチェックイン完了。搭乗の荷物チェックも仁川空港のように混雑しておらずスムーズに通過。飛行場が程よい大きさなので、ストレスを感じることなく飛行機に乗れました。

関空に到着

関空の夕日

釜山を出発して1時間ちょっとで無事に関空に着きました。夕日がきれいでした。

まとめ

釜山はとてもよかったです。韓国第二の都市ということで繁華街がありショッピングをしたり、若者のカルチャーやエステも楽しむことができます。さらに海雲台に足を伸ばせばリゾート気分を味わうこともできます。

そして何よりも近いというのが利点です。特に関空からだとフライト時間が1時間10分なので、海外のどこの都市よりも近いし、国内の北海道や沖縄よりも近いです。

長期間の休みを取れるならばプーケットやバリといったリゾート地に行くのもいいですが、2泊くらいで気軽に行くならば、釜山はとてもいいです。今度は7月や8月など泳げるシーズンに行ってみたいです。

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