自律分散社会における統治・統制

現代の組織管理モデルのスタンダード的あるCOSOフレームワーク(解説は、https://assets.ey.com/content/dam/ey-sites/ey-com/ja_jp/topics/consulting/pdf/internal-control-integrated-framework-2013-17-principles-and-87-points-of-focus.pdf?download を参照)。組織内の役割を決めて組織を統制する仕組みを作る(SOX法の内部統制報告もこれに基づく)。


民主的に役割を決める(欧米型)、専制的に役割を決める(中国型)、いずれにしても実施役と監視役がいる。
自律分散社会とは相容れない概念なので、自律分散型ビジネスモデルであるシェアビジネスやブロックチェーンビジネスとの親和性は無い。これは最近の社会的課題の一つ。


自律分散社会向けの組織モデルの考察は、ティール組織、ホラクラシー組織といった定義で研究が進んでいる。

私見では、発達心理学に基づいた成人発達理論に基づく組織論に一つの光明ありと考えるが、まだまだ研究の余地あり(ユーダイモニア研究所の研究成果がもっとも本質を捉えている→https://note.com/msakaki/n/n2d12bdcbef76)。


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