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BMW F30 320dの安全装備について

今では当たり前になった衝突回避・被害軽減ブレーキがついてることも気に入って買ったポイントだ。しかし、それら安全装備はおまけと思って運転を心掛けているが不甲斐なく2回だけ起動させたことがある。

それらを踏まえて安全装備について触れているサイトがあまり少なかったため、今回取り上げてみました。

1. 搭載されている安全装備

2016年式後期型F30の320dでは

「前車接近警告機能」

「衝突回避・被害軽減ブレーキ」

「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」

「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」

が標準搭載されている。

2. 前車接近警告機能

まず、はじめに前車接近警告機能だが、バンパーにあるミリ波レーダーとフロントガラス上部にある一眼か二眼カメラによって察知します。時期によっては二眼での装備とどこかで読んだが、あまり情報も無く、自車のカメラを見たとき大きく開けたカメラ部分の下に、センサーのようなものがある。それがカメラなのか、ETCなどのアンテナなのかはわからない。もしご存じの方はご教示いただきたい。

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前の車との距離を認識するとメーターパネル中央に車のマークが出現し、注意を促す。ACC使用時には自動で表示される。iDriveでは設定により、「はやめ・普通・遅め」家系ラーメンのような設定ができる。

正直、あんまり恩恵を感じない。

3. 衝突回避・被害軽減ブレーキ

次にメイン装備である衝突回避・被害軽減ブレーキだが、起動には条件がある。

前車接近警告は65km/h 以上、衝突回避・被害軽減ブレーキ、歩行者検知機能は3-65km/hでの走行時に作動します。

モデルイヤーによってはこの速度も変わるが、F型では衝突回避は5-210km、歩行者検知は10-60km内での機能

数十キロで走っていた時、進行左手より車が飛び出してきて、距離はあったもののピピピーという警告音のとともに急ブレーキがかかった。かなりけたたましく鳴るのとそもそも機能することに驚きを感じた。

ちなみに、ブレーキは通常時にくらべかなりの圧を高めたものになるそうで、高速走行時に急ブレーキを踏むと自動でハザードが点滅する機能もデフォルトで設定されている。(コーディング可能)

次に歩行者検知機能だ。細い道を10キロで徐行していた際、一時停止を確認したため停止。動き始めた瞬間に前方から逆走の形で、左斜め上10時の方向の自転車がこちらに向かっていたため、ブレーキが作動。

まさかというタイミングで急ブレーキがかかるものの、歩行者はおろか自転車まで察知したシステムはすごいと思う。まぁ、このタイミングでなぜブレーキかけたという疑問はあるが、正常に機能することが把握できたので、ヨシ!

お恥ずかしい限りではあるが、2回もシステムを起動させており、うち一回は事故の危険性もあったことからシステムには感謝。意外と信用してもいいが、基本はないものだと思い運転すべきである。

4. レーン・ディパーチャー・ウォーニング

次は、レーン・ディパーチャー・ウォーニングだ。

レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)は、フロント・ウインドーのカメラで車線表示を検知し、60 km/h 以上での走行時に車線からクルマが逸脱しそうになると、ステアリング・ホイールを軽く振動させてドライバーに警告します。ターン・インジケータの操作された意図的な車線変更の場合には警告は行われません。 最高の駆けぬける歓びを安心に守られて謳歌してください。                     https://www.bmw.com/ja/innovation/the-main-driver-assistance-systems.html

こんな機能あったか・・・?

同時期のホンダ車にも乗っているが、車線逸脱をすると音声とハンドルが振動するが、BMWの場合一度も感じたことがないと思ってました。

65キロ以上での動作(一部コーディング可能)だが、メーターパネルの起動の表示は出るがものの、ハンドルの振動を感じたことがないので、先日実験したところ、微かな振動を感じ取ることができましたが、いまいち。

参考にさせていただきました。

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5. アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)

今では当たり前になった前車速追従機能付きクルーズコントロールです。各社いろいろな名前で出していますが、非常に便利なものです。

ハンドルのスイッチ部分で起動させ、好きな速度に設定し、前車を追いかけていきます。ちなみにアホみたいな速度まで設定できます。流石。

機能は日本車と遜色ないものの、前車が道を譲った場合、新たな前車に追いつこうとするので怖いくらいの加速をします。普通に怖いです。

また、かなり近くまで接近してから、速度を下げるためのブレーキが発生するので、設定速度と前車の接近位置設定には注意しておきましょう。ここは日本車と違い0か100かみたいな詰め方しかできません。

ア アラララァ ア アァ!

6. 気候条件によっては機能しない?

高速を気持ちよく走っていると飛べ、飛ぶなら、飛ぶとき、飛ぼう!という声が聞こえます。

しかし、一度前も見えないうえに人生で初めてのフォグランプ必要やろ!みたいな大雨にあたりました。前が見えなさ過ぎて、さすがにレーダーとカメラに頼るときが来たかと思って走行してました。

バンパー下方のミリ波レーダーで検知します。

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しかし、これぐらいの大雨になると

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荒ぶるワイパー君

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衝突警告 オフ

車間距離が近すぎると、警告が出されません。物体認識機能が制限されています。センサーを点検し、必要に応じて、取り扱い説明書を参照の上、清掃してください。

普通に壊れたかと思いましたが、雨を抜けると自動でエラーが消えた。取説の注意事項にも大雨・大雪では作動しないことが触れられていたため、一安心。これは外車・日本車どちらも激しい気候には対応していない。

わかってんだろ、ペイス?

7. 評価

F30後期の安全装備は同時期の日本車と肩を並べるものであるが、購入の際、よくカタログなどを比較し、動作可能速度を確かめてほしい。そして、もちろんついていたほうが安心ではあるが、万が一の故障の際、限られた店でしかいじれなくなるため注意が必要です。

現行G型では、三眼となっておりより高い安全性能が確保されているといえるが、F型に比べグリルがクソデカ立体になっており、好みが分かれるとされる。しかし、メーターやライト類ははやりのシャープさでありかっこいい。しかし、値段が型落ちに比べまだ張るため購入の選定からは外れました。

また、個人的には最後の良心グリルことF型を気に入って購入したため、装備は二の次ではあったが、標準装備である安全機能で充分だと感じています。

VINコードがわかっているなら、ここでオプションの確認ができます。

そして、パーツの検索はここから検索でき、ある程度部品の価格が把握できます。

結局コストとかグレード云々より好きな車なので、ヨシ!

君も、駆け抜ける歓びを感じよう。

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