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映画を見たよの記録 #3

最近、作品のインプットがあまりできていなかった気がする。ひとまず、ここ2ヶ月ほどで観た映像作品について、自分の備忘録として記録しておくことにします。

『ラストマイル』

大好きなドラマ『アンナチュラル』、『MIU404』と世界観を同じくする作品。通販サイトで注文した品物が開封と同時に爆発するという、自分たちの生活に密着しすぎた恐怖と緊張感がえぐかったです。そのキリキリとした緊張感が、UDIラボメンバーや4機捜メンバーの登場によっていい塩梅にマイルドになっていた感じ。過去作キャラたちがそれぞれの役割を全うしながらも、肝心なところはちゃんと今作の主役たちが担っているバランス加減がとても素敵。個人的には、配送ドライバー親子をずっと応援していたので、最後の洗濯機のくだりは息子のプライドが救われた姿を見れたようで嬉しかったです。ていうか泣いた。

『生きる LIVING』

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自分の時間は有限なんだから、仕事も好きなこともきちんと取り組もう。改めてそう思わせてくれた作品。主人公が自分の余命を打ち明けた部下の人間性が素晴らしくて、こういう優しい人になりたいなぁとも思いました。

『十二人の怒れる男』

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裁判所の控え室という非常に限定的な空間の中で、事件が起こるでもなく13人目が来るでもなく、ただひたすらに12人の男たちが議論をしているというだけで、こんなにも面白い作品があるのかと驚きました。もっと若い頃に観ておきたかったです。

『ルックバック』

原作の方も好きだけど、アニメの方は四季の移ろいが鮮やかな色彩で描かれ、美しい音楽に合わせて二人の時間が流れてゆく様子がとても素敵でした。終盤のifルートは、平穏である一方であまりにも輝きがなくて、あのキラキラしていた二人の時間がなかったことになる世界線の残酷さが怖くて、なんか色々な気持ちがないまぜになって泣いちゃった。

『孤狼の血』『孤狼の血 level2』

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広島の呉原市という架空の街が舞台となった暴力団抗争の物語。常に血生臭いし気が休まらないけど面白かったです。1→2への松坂桃李さんの変貌っぷりがごちそうさまでした。そして、level2の鈴木亮平さんがひたすらに恐ろしい。笑顔なのが本当に恐ろしい。笑顔かと思っていたら急に無表情になって凄むのがマジで恐ろしい。しゅごい。
2作品を1日で一気に観た(4時間半ほど)ので、その日の夢には広島弁の暴力団員たちが出てきた思い出。後からWikiで知ったけど、2作目の方は1作目ではあまり表現できなかった、「日陰者になるしか道がなかった、戦後広島の混沌を生きた被差別外国人たち」という設定が組み込まれていたらしいです。とてもいい裏設定なのに、作中でそのあたりがほとんど触れられてなくて、言われなければ分からないのがもったいなかったなぁと思ったり。

他、Netflixの方では『シティハンター(実写版)』、『地面師たち』を観ました。両作品とも、めちゃくちゃ面白かったです。リンクが貼れないのが悔しい。『地面師たち』は原作小説も読んだよ。ドラマ2周目いこうかなってくらいにはハマってます。

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