内定基本戦略~求める人材・その会社にいそうな人を演じる。

本日は「内定基本戦略~求める人材・その会社にいそうな人を演じる」を紹介いたします。求める人材を演じるというのは、就職活動を戦っていく上での基本となります。
素の自分で行くのか、求める人材を演じる自分で行くのか、どちらの方が、ES通過率・内定獲得率が高いのかは一目瞭然ですよね。
特に、化粧品・日用品業界志望の皆さんは必見です。理由は後ほど。

学生時代に何らかの圧倒的な結果を出してきた就活生を除けば、
ほとんどの就活生は、大した差別化要素がありません。
(サークルやアルバイトで代表になりました。副代表になり、~という課題に対して‥‥しました。等)
面接官は誰を採用しても同じに思えるそうです。しかし、その中でも、誰かを採用しなければならない。採用するのは誰でもいいのです。
ただ、採用する理由付けが欲しいわけです。

※だから、「求める人材」にマッチしているということが重要な評価ポイントになり、他の就活生との唯一の差別化要素になるのです。

特に、化粧品・日用品業界は、他の日系企業と比較しても社風や企業文化を尊重しているのか、求める人材にマッチしているということに重点を置いているように感じます。

では、どのように求める人材の情報を手に入れるのでしょうか。
どのようにESや面接で使えるように落とし込むのでしょうか。

1. 企業採用ページ
企業採用ページには「求める人材」、「求める力」といった形で明確に打ち出されています。例えば、『挑戦し続ける人』、『成長し続ける人』、『実行力』といった形です。
自分が頑張ったエピソードをそのまま落とし込むのではなく、多少アレンジを加えながら、企業の「求める人材」に沿ったエピソードを落とし込んだ方が、ESの突破率も大幅に向上します。
(内定が多い就活生ほど、エピソードは複数、用意して使い分けている)

2. 説明会
企業説明会の最後で、「求める人材」、「求める力」を紹介することが多くあります。ここで紹介されるものは、ホームページ上に書いてあることがそのまま伝えられることもあります。しかし、人事の方に『より具体的に教えていただけますか?』、『○○ということは△△という解釈でよろしいでしょうか?』と質問してみて下さい。より詳しい情報や本質を突いた回答を得ることができるかもしれません。

3. OB訪問
説明会以上に、よりリアルな「求める人材」の情報を得ることができます。『ホームページには○○な人材とありましたが、会社の雰囲気は○○なのですか?』この質問は、企業研究としても利用価値があると思います。
また、『どのような人材が必要だと思いますか?』といった質問をすることで、よりリアルな「求める人材」の情報を得ることができるかと思います。(現場と人事部との間で認識が異なる場合は注意です。)
近年採用されている人の傾向を見て、「求める人材」がどのような人物像なのかを見極める必要があるかと思います。

4. 社長メッセージ・経営理念
社長メッセージは、業界・企業の現状を把握するとともに、社長が現状をどう認識しており、今後どのようにしたいと考えているのかを把握できるので、
業界・企業研究にも役立ちます。また、経営理念にはその企業の本質や創業の想い、企業への想いが込められています。社長メッセージと同様に、分析することによって、「求める人材」、「求める力」を把握することができます。

5. 転職者向け口コミサイト
転職者向け口コミサイトでは、会社の雰囲気や企業文化、入社して感じたギャップ、退職理由などが赤裸々に書かれているので、社風や企業文化を知るには最適かと思います。とても、利用価値が高いツールです。

以上が「求める人材」、社風・企業文化の情報を手に入れる方法です。
しかし、重要なことは、この情報をどのように、ESや面接で使えるように落とし込んでいくかということです。

落とし込むうえで重要なことは、明確な単語やキーワードで表現するということです。特に、面接官がメモに残しやすいようなワードだとより良いです。例えば、『挑戦』、『貪欲』、『泥水をすする』等
(泥水をすするはとても印象が強いと思いますね)
だらだらと曖昧な表現をしても、面接官は理解できませんし、他のことをアピールできる時間をなくすことになります。また、明確でなければ、どのように、メモに残していいか分からず、最悪、メモに残しません。つまり、そのアピール要素は評価されていません。明確な単語、キーワードで表現し、メモに残しやすいとさらに吉ということです。

本日は「内定基本戦略~求める人材・会社にいそうな人を演じる」を紹介させていただきました。
皆さんの貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
就職活動頑張ってください。今後ともよろしくお願いいたします。











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