見出し画像

直売所に出荷して経験できたこと。

michiです。


私は、農業をはじめて最初に販売した場所が、直売所です。


現在も、直売所には大変お世話になっています。

私が農業をはじめた頃、販路先をどうするか考えていた時

近場に直売所があることを思い出し、連絡したのがはじまりです。


懐かしいです(笑


直売所は、どこに行っても必ずあるイメージがあり

数が本当に多いので、販路先を探すのに大変助かります。


約1年ほど出荷してみて、直売所は奥が深く、たくさん経験ができていると感じています。


そこで今回、経験をもとに、私の取り組み・考えを紹介します。


すでに取り組んでいることもあると思いますが、何か参考になればうれしいです。


私の取り組みや考えを5つ紹介します。



1,値段設定をこまめに変える。


私が値段設定をこまめに変える理由は、その年の気候や収穫量などの影響で

市場価格がこまめに変動するからです。


今まで〇〇円で売れていたのに、急に売れなくなったってことありませんか?


ネットやスーパーなどの値段を調べると1週間前と比べて

値段が数十円、数百円、変動している場合があります。


以前の私は、初出荷時の値段から変更せず、ずっと同じ価格で出荷してました。

もちろん、売れ残る時も多々ありました。


売れ残らないためにも、毎日、ネットやスーパーの値段を調べて
その都度価格を変更しています。


その結果、売れ残りも減り、破棄することも少なくなりました。


2,出荷するタイミングを考える。


売り上げアップするためには、出荷をしないといけません。

しかし、やみくもに出荷しても結果が出ない場合もあります。



私は、出荷している直売所以外の店舗で、特売日やイベントの有無を確認しています。

消費者は、どこが一番安いか探していますのでなるべく

特売日やイベント売りしている商品は、出荷しないようにしています。


気のせいかもしれませんが、情報を仕入れてからは、売れ残りが減っています。



3,出荷する品種選びや品質アップを心掛ける。


旬になると直売所には商品が置けないぐらいの数が並びます。


そのため、数が多く、物が置けないと売り上げに影響が出ます。


私は、その対策として、早生や晩生の品種を選び、時期をずらすようにしています。


また、あまり販売していない品種も選んでいます。


※参考までに

私が今まで出荷して、必ず置けて、完売する品種を紹介しておきます。

1,さやいんげん

2,カブ

3,ほうれんそう


私が、最も信用している品種です。


そして、なにより品質が良くないと売れません。

消費者は、商品をよく見ています。


売れ残った商品をチェックすると、キズや変色した商品が残ってます。


消費者側の立場になれば、当然かと納得してしまいます。


品質向上は、とにかく管理をしっかりすることにつきますので

私は、栽培技術が未熟ですので、状態を細かく見て、適切な対応を心掛けています。


4,商品のアピールをする。


直売所には、たくさんの種類の野菜が並んでおり

消費者は、どの商品を買うか迷ってしまうはずです。


この品種を買うと決めて来られる場合もありますが

たくさん並んでいると、あれもこれもとなると思います。


例えば、ジャガイモには、男爵イモ、キタアカリ、メークイン、デジマ、インカのめざめ・・・

本当に種類が多いです。


そのため、商品のアピールが大事になります。


生産者の中には、丁寧に袋詰めされており、ラベルなどで種類や特徴を貼っています。


消費者も、ある程度情報が分かると、手に取りやすいです。


少し手間がかかってしまいますが、アピールが大事だと感じました。


5,顧客を作る。

当然ですが、商品を販売するためには、顧客を作るのが大事です。


そのためには、高品質でおいしい商品を出し続けなければいけませんが

その取り組みはとても大変です。


ほかに何をすればいいのか?
それは、コミュニケーションを取ることです。


例えば、営業中に追加搬入して、消費者と触れ合うことです。


販売は商品だけではなく、人柄も売って、信頼関係を作ることが必要です。

商品を購入する決め手は、値段、品質、ブランド(信用)だと私は思っています。


以上、経験をもとに私が感じたこと、取り組みを紹介してきましたが


やはり、直売所出荷で苦労やうまくいかないことが多々あります。


まだ、1年ほどですので、まだまだこれからたくさん学ぶこと・改善することがあります。

負けじと日々努力します。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?