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23-50. 愛情と効率と成長と。余裕が大事

きのう、元同僚とお茶をしにカフェへ。

お互いに小さい子供を持つワンオペママでありながら、お互いに個人事業主。彼女は企業を相手にお仕事をしていて、法人化も目指している。すごいバイタリティだなぁと思います。

海外にいた経験もあるし、いまも国内外の人たちとお仕事をされているので、価値観もあまり凝り固まってない感じが話していて心地よいのです。

女性が活躍する社会をつくりたくてお互いにがんばっているけど、子どもが小さくてワンオペだとそこに手一杯になったり、なかなか自分の健康に目を向ける余裕もなかったり。

そうなると自己成長や社会貢献なんてどうしても優先度が低くなってしまうのはこのライフステージではあたりまえかもしれないけど。

でも、長い目で見て、どうやったら自分が成長できるか、経済的に自立してゆけるか、その種蒔きをしていきたい、なんて話を聞きました。いつ、どんな花が咲くかわからないし、できることをスローペースでやっていこ。

そう思えるのは、フルで働いている旦那さんがいるからで、ありがたいよねって話も。

お互いのサラリーマン時代の話題にも花が咲き、懐かしい話もチラホラ。

いろいろ昔を思い返してみると、そういえばわたし仕事は早ければ早いほどいいと思ってました。

資料作成スピード、メール返信スピード、マルチタスク、ありとあらゆる速度が(自分で言うのもなんですが)かなり早かったんです。

つき詰めて早くなった結果、思考のスピードが早すぎて、身体のスピードに合わなくなってしまいました…笑。身体置いてけぼりで、頭だけ忙しいんですよね~つねに。

うちは父もそういうタイプで、もともとのんびりした性格だと思うんですけど、仕事モードのまま帰宅してくると、もう何かしていないと落ち着かないみたいで冷凍庫のアイスをすごい音で漁ってるんです!wそんなガサゴソいうか!?っていうくらい。チャンネルもパチパチ変えるし、落ち着きないなあ~って思ってましたけど自分もそうだった。がびーん(笑)


むかし会社にほんとにいたのですが、いつも忙しそうに前傾しながら歩いてる人がいました。

歩くピサの斜塔?マイケルジャクソン?ってくらいに斜めだったんですよ。

いつも仕事はサクサクやってくれるからこっちは助かってたけど、本人は常にイライラしてたからそれはどうなのかな~って思ったりしてました。

体のスピードが思考スピードに追い付いてないから、斜めになってたんでしょうね。

「そこまでせんでも・・・」って、自分を棚にあげて思ってました。

サクサク仕事を終わらせていくのって、時間給の会社員としてはコスパいいので、会社にとっては重宝されるんですよね…

わたしも、早いと褒められるし、あれやこれやサクサク終わってくのがゲームみたいで楽しくて、タスクが終わっていく快感でアドレナリンも出て好きだったんだけど、やっぱり身体がついてこなくなる。

やがて仕事そのものを楽しむとか、丁寧にやるっていうことよりも、とにかく早く終わらせるためにやってる感じで。人とのコミュニケーションも、とにかく相手の気持ちより効率!みたいな。同僚がすっごく相手に気を遣ってるのを見て、そんなんサクサクやっちゃえばいいじゃん!!って思ってました。最低限の思いやりでいいから、できるだけ早く進化するんだ~~~!っていう感じ。すごいね、ブルドーザーみたい。。。

デスクワークって、身体はほとんど動いてないのに、思考スピードだけどんどん早くなっていくんですよね。

わたしもそういうふうだったもんで、なんか途中で不具合が生じてきて。(コンピューターか)

まず、何をしてても落ち着かないし、楽しくない。帰宅しても落ち着かなくて、頭がクルクルクルクルずっと動いて止まらないのでついつい仕事のことを考えちゃうし、タスクがなくても何かしてないとソワソワする。(父と同じ)

挙句、ストレスで顔にものすごい湿疹が出たんです。

あー、これはヤバいなぁ。と気づいて、思考のスピードを落とすために瞑想をしたり、体と思考のスピードを合わせるためにヨガをしてきたんだと思います。

今でも返信は早いほうなのですが「早くなくてもいい」って思えると少し楽になりましたし、ゆっくり丁寧に返信がくると、やっぱりうれしい、好き。

愛情と、効率と、成長。。。

ぜんぶ大事だから、どれかに偏ってもダメなのね~という経験でした。

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