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社会人生活を振り返ってみた

前回の学生時代を振り返り返ってみた記事に引き続き、いつから生きづらさを感じていたのか過去を振り返ってみた。

就職してからは、大変だなぁと思う事が増えていき、きちんとした社会人、仕事が出来る社会人を装う事に必死だった気がする。

職場で認められる事が、社会人として意味のある事。

職場で頼りにされなかったら、評価されなかったら、例えばどんなに可愛くても、どんなに素敵な恋人がいても、どんなに家族の仲が良くても全然意味ないから。

そう思っていたのよ、本気で。

自分に自信が無くて、職場で嫌われたらもう終わりだ、と思っていたから、例えば周りの可愛い人、恋人がいる人、親との仲が良い人なんかを心底うらやましく思っていたのだろうね。

だって、あの人が可愛い上に仕事が出来る人だったら、私は敵わないから。

恋人がいない私が、恋人がいるあの人より優れている人間でいるためには、仕事であの人より良い評価を得るしかないから。

あの人は私と違って家族仲が良いらしいけど、仕事が出来なかったら意味ないよね。家族に甘やかされてるんじゃないの。

こんな意地悪な感情が、いつも湧いて来ていたなぁ。(でも、意地悪だと思われたくないから、他人にはそんな事を思っているなんて絶対知られないようにしていた。)

結局、自分は可愛いくないから価値が無い、恋人がいないから恥ずかしい、親と仲良くない事は自分の欠点、という思い込みがあったのだよね。(他にも色々な思い込みがあったと思うよ。)

そんな思い込みを持って、さらにいつも自分と他人を比べて嫌われないように生きていれば、そりゃ疲弊していくよね。

実際、20代後半くらいから、自分の事をどんどん嫌いになっていって生きづらさを認識し始めたような気がする。

心の事を学んでいる今ならば、「そんな思考はもうやめだ、やめ〜!」って自分の頭の中に乗り込んで行きたいけどね。

当時は自分の思い込みがある事にも気が付いていなかったから、仕方がないのかな。今も、もちろん拗ねた思い込みや、無価値感のようなものは出て来るけれど。

幸い、職場の人間関係に恵まれいて、可愛くて、素敵な恋人がいて、家族仲が良くて、仕事が出来て性格良い人達が周りにいて、そんな優しい人達は私に意地悪な言葉なんか掛けなかった。

私に意地悪だったのは、私だけだよ。

(当時の未熟な私と接して下さっていた皆様、ありがとうございます。勝手に卑屈になって、心の中で文句ばかり呟いていました。ごめんなさい。)

これを書いていて、その当時の自分の気持ちに寄り添えて、少し癒された気がする。

また今日から、今の自分を幸せにすることを考えていきたい。


〜海を眺めていても頭の中は過去の反省ばかりだった。今の私ならば、海を見ている自分の心を観察して「この瞬間に」少しは意識を戻せるかな。〜

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