リモートワークを推進する人や、オンラインイベントを企画する人がScrum Fest Osakaに参加した方がいい理由
Photo by John Schnobrich
Scrum Fest Osaka 2020@onlineが6/26-27に開催されます。scrumというソフトウェア開発がテーマの中心となるオンラインカンファレンスです。
2020年2月から、オンラインでのイベントが開かれるようになりました。大規模なものでは1000人が視聴するイベントもあります。今後もオンラインイベントが活発になっていくでしょう。
Scrum Fest Osakaの際だった3つの特徴
なんと500人が相互に交流する場が設けられています。
1:1000のウェビナー形式という一方向のコミュニケーションではなく、500人が交流する場というのは異例です。オンラインの相互のコミュニケーションを含めたカンファレンスとしては非常に参考になります。
1:1000のウェビナーに参加しても、新しい知り合いは一人も増えなかったという経験は多いです。見て、終わったら、終了。
ところがScrum Fest Osakaでは二日間にかけて、参加者同士や講演者との交流する機会が設けられています。
イベント運営のやりとりがログとして残っています。
どのような意思決定が行われたのかが見れてしまうのです。ちょっとしたトラブルや解決までの流れまで見れてしまうのです。
大規模カンファレンスは裏のバタバタがあるものですが、見えてしまうのはすごいです。これだけで一見の価値があります。
今後のオンラインカンファレンスの基準に
Scrum Fest Osakaはその開催の仕方そのものが非常に野心的です。今後のオンラインカンファレンスの試金石、または基準になると期待しています。
リモートワークの考え方や、相互交流を含めたオンライン企画を学ぶのにこれほど適したイベントは見たことがありません。ぜひ参加してみてください。
『良いサービスなんだけど買ってもらえないを解決する』という話をします
『「高い技術力」「良いサービス」なんだけど買ってもらえない』を解決するアジャイルなプロダクトマーケティングワークショップという話をします。
Scrumやソフトウェア開発が分からなくても楽しめるワークショップです。このワークショップは一言でエレベーターピッチの強力版です。
次のような悩みに効果的です。
・「良い商品なのに売れない、自社(自分)に強みがあるのにお客様に喜んでもらえない。」
・「日々、頑張っているものの報われないことも多く、意気消沈してしまう」
私は20代前半から新規事業に取り組み、自費でも数百万の借金をするなどして挑戦してきました。良い商品なんだけど売れない、強みがあるのに買ってもらえないとずっと悩み続け、どうしたらお客さんの喜びにつながるのだろうと考え続け、試行錯誤してきました。
そのうち徐々にうまくいくにつれて、お客さんから「弊社のこと、なんでそんなに知っているんですか? もしかして勤めていたことがあるんですか?」と驚かれたり、喜んで値引き無しに買ってもらえるようになりました。
その中で学んだ重要なポイントは開発だけでなく、顧客との付き合い方や売り方もアジャイルに適応してくことです。
今回は「顧客との付き合い方や、売り方もアジャイルに適応してく」ためのワークを行います。顧客と良い関係を結ぶためのヒントがえられるセッションにしたいと思います。