Mori Yuyaと株式会社witch&wizards

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氏名: 森 雄哉 Mori Yuya
株式会社witch&wizards 代表取締役社長

公開中の講演資料: https://speakerdeck.com/moriyuya
Facebook: https://www.facebook.com/wizards.na

現在の仕事
クライアント様の仕事を引き受けています。
1.プロダクトマネジメントのコーチとメンタリング
2.新規事業の立ち上げ、既存事業のてこ入れ
3.組織開発

仕事のご依頼はこちら
https://note.com/mryy/n/n036d6fb9691d

このページでは私の仕事、提供しているサービス、これまでの経験を紹介します。


仕事は「ヒット作り」の支援

よりよいプロダクト開発に向けた支援をしています。

既存のソフトウェア開発に限定したプロダクトマネジメントやアジャイル開発の支援とは異なり、既存製品からの売り上げを増やし、ヒット製品作りのための組織開発、新製品の探索を含めた製品開発に関わる幅広い領域を支援します。

「不確実性への適応」というテーマがよく話されています。

不確実性とは、一般的には「直接コントロールできないが、目標達成に重大な影響を与える要素」とされています。経営組織論では「組織が活動するために必要な情報と、実際に組織がすでに入手している情報との差」と表現されることもあります。つまり十分に分かっていたら確実性が高い行動がとれるわけですね。

たとえば、いつ大地震がやってくるのか、大雪がいつ降るのかは私たちにはコントロールできません。ところが、物流や公共交通機関の仕事をされている人たちには大きな影響を与えます。

同じように、市場の不特定多数のお客様の考えをマインドコントロールするように直接は操作できませんが、私たちの仕事の前途に大きな影響を与えます。これらは不確実といえるでしょう。

もし直接コントロールできたり完全な情報を知れたら、非常に効果的にプロダクト開発ができるでしょう。ですから、完全は不可能だとしても、不確実性からの悪影響を最小限にしたり、不確実性の機会を最大にするといった、不確実性に適応していくための取り組みを私たちはしています。

しかし、私たちが感じている不確実なさまざまな事柄は、本当に不確実なのでしょうか。実は不確実ではないものまで不確実だと思い込んでいないでしょうか。

私は新規事業やヒット商品作りを20代の最初から行ってきました。そこで分かったのは『不確実性が重要な領域は実は限られている。しらない、できない、興味ないという態度のほうが影響が大きい。つまり積極的な無知、無能、無関心が大きな障害となっている』ということです。

これはプロダクト開発の隠れた真実だと思います。

不確実とは言い換えれば「十分な知識や経験を持つ専門家でも判断に迷う、分からない」と言い換えれます。つまり、その道の専門家でも分からなかったら不確実といえるでしょう。ちょっと専門家が調べれば分かる事柄は不確実ではないということです。

私たちは本当は不確実ではないものまで、不確実に押し込んでしまっていないでしょうか。例えば私たちの仕事を乱すチーム外の人たちからの関わり…役員の依頼だったり、他の部署の人たちの行動があったりします。

企業の外側の出来事
「お客様が突然契約キャンセルしてきた」「お客様に価格を下げるよう強く主張された」
「大企業が、自社製品にそっくりなプロダクトをリリースしてきた」

社内の出来事
「営業が無茶な案件を押しつけてくる」
「上司が前例がないからと許可してくれない」
「社長が変なことを言い出した」

事業内の出来事
「プロダクトを紹介するwebページどうしよう。競合との機能比較表がよくあるけれど、これでいいのかわからない」

これらは全てが不確実というよりも「しらない、できない、興味ない」によるところが多く、うまく対応できるところも多いはずです。プロダクトを成功させるためには必要な様々な専門領域があります。これに真っ向から立ち向かうのがプロダクトマネジメントです。

プロダクトマネジメントとは、商品開発、組織開発、製品開発、財務、マーケティング、チャネル、セールス、顧客サポート、業務提携、企業間競争といった諸活動を通じて、顧客と取引可能なプロダクトを作り、現在から未来にかけて顧客の要望をこれまでにない高い水準で満たすことにより、業界内で独走状態を築くことを目標にしたマネジメントと私は考えます。

この様々な専門領域を効果的に統合し、経済活動として成立させることを共に作り上げて実現します。


電子書籍

専門家やマネジメントレイヤー向けの著作を書いています。

これまでの経験

役職
・テクニカルデザイナー
・グラフィックデザイナー
・スクラムマスター
・プロダクトオーナー
・マーケティングマネージャー
・プロダクトマネージャー
・事業部門の組織開発
・プロフェッショナル向けのトレーニングの提供

事業経験
・自己出資による新製品開発
・クライアントでの新規事業開発のリード
・クライアントでの事業部長代理業務(組織開発)
・スタートアップでの事業開発
・大手出版社での企画・販促
・大手企業での新規事業

20代の初めに独立し、自社開発のプロダクトを皮切りに、スタートアップから大企業まで幅広いスケールのプロダクト開発に携わりました。プロダクトが生まれてから撤退するまでに起きるプロダクト開発の複雑さや、組織の成長に伴う固有の問題に取り組みつづけています。

現在、様々な規模と業界の企業に向けて、プロダクトマネジメントの支援をしていきます。スタートアップのスピード感や、大企業だからこそできるリソース活用など、これまでに得た知識と経験を活かして、効果的なプロダクトマネジメントの実現に向けて支援しています。時には、現場でモブワークといった協同作業もしながら、ユーザーに喜ばれるプロダクトを追求しています。

また、企業と個人、専門分野を超えて人々が活躍できるように、自発的な学習の場である勉強会コミュニティの運営、促進を行い、2010から2022年の間に勉強会に1000回関わり、100回以上の主催をしてきました。

これらの経験から、複雑な状況下で解くべき本当の問題を明らかにし、解決に向かって組織の動き方を促進することが得意です。クライアントからは「長年解けなかった問題を短時間で解くことができた」と評価いただいています。顧客に喜ばれるヒット商品を作ることが生き甲斐です。

資格:
認定スクラムプロダクトオーナー(CSPO)
TOC-ICO 登録 Jonah 思考プロセス


過去の登壇・講演

スライドはこちらからご覧ください
https://speakerdeck.com/moriyuya

2024年

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024
「プロダクトマネージャーがプロダクトマネジメントを失敗させる!?」カオスなプロダクト開発を効率化したら硬くて息苦しい官僚組織になっちゃった! 大企業病の罠を乗り越え若々しいチームを実現するぞ
https://speakerdeck.com/moriyuya/traps-of-optimization-in-product-management-2024

一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)主催
社内システムにこそ重要なプロダクトの構造、変化、差別化
https://juasseminar.jp/seminars/view/3823016

2023年

Regional Scrum Gathering Tokyo 2023
「私考える人、あなた作業する人」を越えて、プロダクトマネジメントがあたりまえになるチームを明日から実現していく方法
https://speakerdeck.com/moriyuya/product-management-rsgt2023

Scrum Fest Fukuoka 2023
「そうそう! それ、ほんと助かる~!!」サポートを明らかにすることを通して、助け合い上手なチームに爆速でなろう!
https://speakerdeck.com/moriyuya/clarifying-support-fukuoka-2023

Scrum Fest Osaka 2023
ChatGPTを前に頭が真っ白を乗り越え人が答えることが困難な認知負荷MAXなタフクエスチョンをどんどん回答させてプロダクト価値を爆速探求するぞ
https://speakerdeck.com/moriyuya/cognitive-load-question-and-chatgpt

オープンセミナー2023@広島
「ChatGPTに何を聞けばいいのか分かんない!」ChatGPTを前に頭が真っ白を乗り越えて仕事で使い倒していくぞ

Agile Japan 2023
「アジャイルな開発ができるようになったら次に何をする?」
開発だけアジャイルな状況を越えて、顧客のアウトカムに繋げる一歩
https://speakerdeck.com/moriyuya/next-step-in-agile-development-agile-japan-2023

2022年

Regional Scrum Gathering Tokyo 2022
ブルシットプロダクトからチームを守れ! 「顧客が本当に必要だったもの」をいかに追求しつづけるか

Scrum Fest Osaka 2022
プロダクトってなに? マネジメントってなんなの? ゼロからプロダクトマネジメントを明らかにするぞ

Scrum Fest Mikawa 2022
「プロダクトは分かったことしか作れない!?」 YOW(やったこと/起きたこと/分かったこと)から始める分かったことの積み上げと、プラクティス・エフェクトを軸にした知識創造と仕事の全体設計

Scrum Fest Sapporo 2022
「どれだけ分かったら顧客を理解できたといえる?」プロダクトマネジメント入門! 様々な切り口から顧客の理解を深めよう!

2021年

Regional Scrum Gathering Tokyo 2021
ヒット商品を生み出すプロダクトマネジメントブースター
https://confengine.com/regional-scrum-gathering-tokyo-2021/proposal/14883

Scrum Fest Osaka 2021
達人たちが見ている世界を覗いてみませんか
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15282/deep-diveexperts-

Scrum Fest Osaka 2021
プロダクトオーナーマニアックス! POとSMの原点の原点をさかのぼって学ぶ初代主査 中村健也の働き方
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15383/posm

Scrum Fest Osaka 2021
シン・仮説検証 70000枚の付箋で分かった仮説検証のエッセンス
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2021/proposal/15388/70000

XP祭2021
「問題ばかり! なのに問題解決なんも分からん!」仕組みと働きでまるっと分かる問題解決!
https://confengine.com/conferences/xp2021/proposal/15808

Scrum Fest Mikawa 2021
めちゃめちゃ使いこなす観察、理解、知識、解像度! そしてコンテキスト!!
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-mikawa-2021/proposal/15981

エンタープライズアジャイル勉強会
再演 『プロダクトオーナーマニアックス! POとSMの原点の原点をさかのぼって学ぶ初代主査 中村健也の働き方』
https://easg.smartcore.jp/C22/notice_details/QVdBR00xUmw=

SCRUM FEST SAPPORO 2021
こじれる相談とはサヨナラバイバイ! なめらかに協力する組織を生み出す基礎にして奥義「相談」で人を助けることを追求するぞ!
https://confengine.com/conferences/scrum-fest-sapporo-2021/schedule

2020年

Scrum Fest Osaka 2020
「高い技術力」「良いサービス」なんだけど買ってもらえない を解決するアジャイルなプロダクトマーケティングワークショップ
https://confengine.com/scrum-fest-osaka-2020/proposal/14102

XP祭2020
プロダクトの価値をエクストリームに追求するプロダクトマネジメントワークショップ
https://confengine.com/xp2020/proposal/14798

1on1カンファレンス2020
人々がドライブするハイパーパフォーマンス1on1と失敗する1on1導入

2019年以前

TOCシンポジウム2019  日本TOC推進協議会
『1on1 に効く 思考プロセス』

TOCシンポジウム2018  日本TOC推進協議会
『技術評価のブレイクスルー』

TOCシンポジウム2017 日本TOC推進協議会
『普段使いの思考プロセス』

TOCfEシンポジウム2014 
『TOCを月一回の実践だった私が月に150回使えるようになった方法』

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