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自分の暮らしを、自分でつくること

先日、出張で陶器の産地で有名な愛知県・多治見にいきました。
大地を削り、生成した土は粘土となって、職人の手によって器に姿を変える。今まで、器としてしかみてなかったものは、大地から生まれ、今、自分の家にいて食事を支えてくれている。どこか地球と自分の暮らしがつながった気がしてハッとしました。

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暮らしをつくること

ひとつ、自分の中での目標があります。それは
「自分の”暮らし”の中で使うものは、自分と、顔の見えるひとで構成したい」
ということです。

いま、自分の"暮らし"を構成しているもののほとんどが、自分の知らない場所で、知らないひとがつくったものを、お金を介して手に入れています。

これを徐々に、自分でできるものは自分でつくる。自分でできないものは、顔の見える範囲のひとがつくった(関わった)ものに替えていきたいと思っています。

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例えば、「食」。

あるとき、友達のお父さんが家庭菜園でつくった玉ねぎをもらうことがあり、その美味しさと、心が満たされる感覚に、これまたハッとしました。
玉ねぎを切る瞬間に、つくっている場の風景、畑の土のイメージが湧いて、それを料理にして食べることが、どこか地球と、大地と、人と、自分のの暮らしがつながった気がしました。


家をつくること

いま、プライベートで力を入れていること。それは家づくり。
実家にある空き家を改修して、セカンドハウスにするプロジェクトです。

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建築を学んで、空き家の改修も数件行ったスキルも生かしながら、自分たちがいいとおもった”暮らし”を具現化するための実験をしてみています。

ここでも、自分と、顔の見える人でつくることを目指しています。


背伸びをするわけではなく、一番心地いい空間を、心地いい人と人の関係性をつくりながら構築していくことが、"暮らし"をつくることにつながっている気がしています。



この前、現地でデッキのスタディ(試作)をしてきました。
悶々と考えたアイデアを実際に空間に置いてみて、どんな使い方ができるかイメージして再検討。施工はGW頃を予定。夏にはここでビールを飲む暮らしがたのしみだな〜


#誇れる地元を全てのひとに


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