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ぬま田海苔さんとのコラボで売上がビフォーコロナを超えた話

はじめまして、日本初の”羽根つき焼きおにぎり専門店&LABAR gao-ガオ-” 1代目代表の桜木隼人と申します。お店の LABAR は、LAB + BAR の造語で、お客様の声を反映させ商品化していくLABと、お酒と共に焼きおにぎりを楽しめるBAR、ということでネーミングしました。

今日はみなさんにコロナ禍で奮闘する飲食店のリアルを共有させていただきます。

【2:8】

これが何の比率だと思いますか?
実は、去年4月度のgaoのフード:ドリンクの売上比率なんです。

そして、今年の4月はこうなりました。

【10:0】

バー営業を一切していないので、ドリンクの売上はゼロです。
これは、飲食店の方からすれば、当然の比率かもしれません。

ただ、みなさんにお伝えしたいのは、ある取り組みによって
”売上の昨年対比がフラット”まで持っていけたんです!

その取り組みはこちら!

「うちのWEBサイトで海苔と焼きおにぎりのセット販売しませんか?」

売上激減で頭を抱えていた4月某日、ぬま田海苔4代目の沼田さんからお電話をいただき、プロジェクト「食結びbyぬま田海苔」が動き出しました。
このプロジェクトは、最低コストだけで売上を飲食店に還元してくれるという、本当に有難いお声掛けでした。そして、セットが売れた分、海苔の売上にも貢献できるというお互いメリットになるという点も素晴らしいと感じました。

そもそも沼田さんとの付き合いは約2年前から。合羽橋を散策していた際にたまたま入ったのがきっかけ。今となっては何かある度に気にかけてくれる私にとって良き兄ちゃん的存在。
そんなご縁もあり、去年の七夕祭りでもご一緒させていただき、gaoはじまって以来の売上を2日間でたたきました!

二人で海苔との相性が抜群なラインナップを議論し、最終的に決定したメニューがこちら!

-出汁醤油バター
-大葉と煮干しの焼き味噌
-ツナマヨ柚子胡椒
-ポルチーニチーズリゾット
-粟国の塩

商品は、お店で焼いた直後、マイナス40度の急速冷凍機で一気に冷却し高度の真空パックで1個1個包装しております。

そしてお声掛けいただいてから約1週間というスピードで通販がスタート!

公開直後から注文が入り、
注文が入る度に、沼田さんからエールという名のメッセージが届く。  
「桜木さん、注文入りましたよ!」
「また、注文きました!」
「どんどんきてますよ!」

たった1日で「通常の通販の1か月分の注文」に達し、売上激減の中、お酒なしで昨年度の売上にほぼ等しいまでに持っていくことができました!

もしこの記事を飲食店を経営されている誰かに届くことがあるのであれば、
ひとりで抱えるのではなく、コラボという形で乗り越えることは1つの道なのではないかとお伝えしたいです。
当店の場合、急速冷凍機・真空パック機を以前から導入していたので、今回はスピーディにプロジェクトが進行できました。テイクアウト、通販でお悩みの方、急速冷凍や真空パックに興味ある方は是非お店に見に来てください。私でよければいつでも相談に乗れます。

まだまだこれからですが、沼田さん、ありがとうございます!
そして、ご注文いただいたお客様ありがとうございます!
すでにリピートしていただいたお客様も3組!本当に嬉しい限りです。

そして、これだけに甘んじてはいけないと思い、新商品の開発にも積極的に取り組みました。次回の記事は、先日新商品ができた翌日にラジオ出演させていただた経緯をみなさんにお届けしたいと思います。



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