出会い

今年も多くの人と出会った。

大阪の仕事を辞め、京都に来てからの仕事もすぐに辞めた。

少しだけフリーターをして、今の会社に就職した。

今までいろんな人と出会ってきた。

どうでもいい人やたまーに連絡を取る人、いろんな人がいる。

それもそれでいい出会いなのかもしれない。

遠距離恋愛が始まってから1年が経った。

会えないことが普通で、もっと近くにいれたらいいのに。

気軽に会いにいけたらいいのに。と思いながら、半年が過ぎ、一年が過ぎた。

転職してから休みも思うように取れず、東京に行けることが極端に少なくなった。

と、いうか行けてない。

もどかしい気持ちもあるが、彼女がきてくれるおかげで、月１回のペースで会えた。

会えないと本当に仕事を辞めたいと思うようになる。

なんのために働いているのか、この仕事じゃなきゃダメなのかなど、一人の時によく考える。

彼女のために生きてるのではなくて、自分のためにもこういう生活をしたくないと思うのだ。

昨日までの3日間、彼女が東京から京都に来てくれていた。

仕事で疲れてるのもあって、ゆっくりとした日を過ごせた。

休みは1日しかなく、一緒に過ごせる時間は短かったけど、新しい出会いもあった。

お昼ご飯はファミレスでドリンクバー。

夜は、ドライブがてら回転寿司へ。

その後、21時半からしかやっていない、ラーメン屋台へと。

同じ場所で30年以上、先代を合わせるとかなりの年数この場所でやっているのだとか。

外はとても寒かったが、この寒い中で食べるのがまた美味いのだ。

食べている間、屋台のおっちゃんと喋った。

家に帰ると家族がいるけれど、夜は悪天候の日以外、毎日出ているらしい。

自分たちが遠距離恋愛をしていて、今度引っ越しをすることを話すととても羨ましがっていた。

でも、僕にはおっちゃんが羨ましく思えた。

毎日、同じ場所にいて食べに来てくれる人がいて。

大きなお金にはならないかもしれないけど、いろんな人と出会って、話して、いろんな経験が増えていくんだろうなと感じた。

僕にも出会えて良かったと思える人がたくさんいる。

何気ない時に連絡を取る人や、たまにご飯を食べにいく人。

いろんな人がいるが、彼女だけはこの先、何があっても近くにいて欲しいと思う。

何も気取らず、ボーッと一緒に居れる。将来の夢ややりたいことをすぐに言える。辛く苦しい思いをしている時に本気で助けたいと思う。

今回、仕事を辞めて、大阪に来てくれるけど、自分がしんどかったら、きっと関東に行ってたんだろうなと思う。

この先、一緒にしたいこと。たくさんある。

もっともっと話したいこと。もっともっと一緒にいきたいところ。

そんな希望に包まれながら、年を越し、ひと月の準備期間を経て、一緒にいれるようになる。

この先がとても楽しみだ。

これがきっと愛なのだ。