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糖尿病警察について

「糖尿病警察」という言葉を聞いたことが
ありますか?

私は旦那さんが糖尿病になるまでまったく
知りませんでした。

「糖尿病警察」とは、糖尿病になった患者
さんを家族が心配するあまり、患者さんが
口にするすべてのものを監視し、注意する
という状況をいうそうです。

糖尿病に関する本をたくさん用意して、
読むように強要することもありますと
あり、これは私は自分のことだと驚き、
とても反省しました。

私は、旦那さんが糖尿病の疑いありとなり、
教育入院中していた間にこの「糖尿病警察」
ということをしりました。

その時、自分がまさに「糖尿病警察」になって
しまっていたことに気づきました。

食べるものをチェックして大丈夫?と
聞いていたこともそうだし、図書館で本を
借りたり、ネットで購入した糖尿病に関する
ありとあらゆるよさそうな本を集めました。

まずは自分がぜんぶ読んで、いいと思った本
を旦那さんにおすすめするということをして
いました。

前にも書いたのですが旦那さんは、自分は
病院でいろいろ勉強するし、気分もめいる
のでこれらの本は読まないと言って基本的に
すべて却下されました。

私としては旦那さんのために、よかれと思って
やったことですが、本人は子どもじゃないん
だからと、とても迷惑だったみたいでした。

幸いにも入院中に「糖尿病警察」について
学んだので私はそれ以降は、こころの中で
いろいろ思っても本人が一番わかっている
はずと思い指摘することはしませんでした。

でも「糖尿病警察」になってしまっている
人は、愛情からきているものなので、悪い
ことをしている意識はないと思います。

しかし結果的に患者さんを追い詰めてしまい
家の中でストレスを抱えてしまい、患者さんが隠れてお菓子や高カロリーなものを食べてしまうこともあるそうです。

そうなってしまったらお医者さんとしては
なすすべが無くなってしまうとのことでした。

とても怖いけど、よくあることなんだと
思います。

我が家の場合は旦那さんが、はっきりした
態度で自分が一番わかっているから黙って
見守っていてと言ったので、そこまで監視
することはなかったけど、自分が逆の立場
だったら、確かに家が窮屈になりそうだと
思いました。

もし子どもが高校生や大学生だった場合は
子どもが「糖尿病警察」になることもある
とのことでした。

すべては心配、そして愛情からだとは思いますが裏をかえせば患者さん本人を信用していないことにもなると思います。

家族の私たちは糖尿病になった本人を信じて
支えることしかできないと思うし、そうすることできっと本人も自覚をもって生活してくれると思います。

糖尿病になった本人ももちろんですが、
まわりにいる家族もいろいろ学んで
いかないといいけないんだなと思いました。

今日も、読んでいただき
ありがとうございました♪





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