日記のような感情メモ 0408

朝から晩まで親友と遊ぶ。
お互いの誕生日は全力でお祝いすると決めたのが3年前。
今年は「ディズニーに行きてえええええ」と私がずっとTwitterで言っていたのを見て、「ディズニーシーにしない?」と提案してもらう。
靴紐がほどける→信号を一本逃す→発車時刻1分前に電車が出発する(しかも目の前で扉が閉まった)のコンボを食らうも、京葉線への乗り換えでリカバリー成功。
若くもないのに7:30に舞浜着、その足でニューデイズへ行って練乳クリームサンドを買う。
早起きしたのに入園30分でトイマニのファストパスが発券終了したので、隣にある苦手なタワテラを取ってしまう。
案の定、「人の忠告は聞くもんだろ」と逆ギレをしながら絶叫した。ご褒美のビールが美味しい。
色々なことを話しながらテンポよくアトラクションを回って、ちょこちょこつまみ食いをして最後はゴンドラへ。
ベネチアのような湖で揺られながら、キャストのお姉さんにバースデーソングを歌われて「公開処刑かよ〜」と言いながら爆笑する。
気づいたら一日で3万歩も歩いていた。好きな人と過ごす時間はいつもあっという間で死ぬほど楽しい。

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帰り道は恋人が迎えにきてくれた。
友達と一緒にあれが良かったこれが楽しかった、次の誕生日はどこへ行こうかと騒いでいるうちに友人の家に着く。
半分うとうとしながらも、あれが良かったこれが良かったと運転席へ一方的に話す。
「楽しいことはいいことだねえ」と肯定されながら、今日はソファで力尽きずにベッドで寝る。

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筋肉痛と眠気が取れなくて、用意されたコーヒーとたらこスパを食べてバタンキュー。
気づいたら外が真っ暗でびっくりする。さっきまで明るかったのではなかったか。
「ライトアップされているらしいから桜を見納めに行こう」と、夜桜見物へ繰り出す。
街道沿いにピンク色の提灯がゆらゆら揺れていて、隠り世みたいだなあと思いながらフラフラ歩く。
隣でずっと「光量が足りない」って言っていたけど、薄ぼんやりくらいがちょうどいいんじゃないかな。
キャベツたっぷりのお好み焼きは罪悪感のないゼロカロリー。
大判焼きをもさもさ食べながら、どうでもいい話を延々して上を見上げる。
薄雲が敷き詰められた先には、きっとオリオン座が泣いているんじゃないだろうか。
こんもりした桜も綺麗だけど、葉が少しちらつく散り際がやっぱり好き。

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菜の花が茂っている下には死んだ恋が詰まっている。

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誕生日は平日なので、週末にお祝いをしようねと約束する。
お祝いなら昼から飲んでも許されるよと言われてはしゃいでしまう。
寝転んでいる格好を見て「トドに似ている」と言ったら、唐突に鳴き声のモノマネをされて爆笑してしまった。
雨が降っても仕事が忙しくても、きっと大丈夫だと思いたいな。

#20190408 #日記 #雑記 #エッセイ

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