日記のような感情メモ0820

親友と毎年恒例の誕生日おめでとう旅行へ行く。
箱根、草津ときて今年は伊香保。温泉大好き娘たちである。
楽しみすぎて新調したリュックはなぜか一泊なのにパンパンになって、待ち合わせのバスタ新宿で出会い頭に「登山客かよ」と爆笑される。
台風かもしれないと言われた割には晴れ間が続く。空のブルーはいくつになったって青春の色だ。
ゼーゼー言いながら登った坂道と汗で色変わりした背中のことはきっと忘れないと思う。

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忙しいはずなんだけど忙しくない感覚があったり、そうでもないはずなのに胸が苦しくて仕方ない日が来たりと忙しい。
胸の中にはでろでろに煮詰めた色々な感情があって、もう何色だかわからなくなってしまったよ。
一生懸命の一生っていつが終わりなのか、いい加減に教えて欲しい。
どうせそんなこと言ったって、明日はやってくるし足元はベルトコンベアなんだけどさ。

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「夏休みくらい癒されて〜」と言って箱根旅行を計画するも、諸事情により予定をバラす。
目先の楽しいことよりも普段のQOLを上げることの方が建設できだってことくらいは理解できるようだ。
カピバラは想像以上にでっかくて135センチほどの体長があるらしい。
滑車をくるくる回すことだけに熱心になってはいけないとわかっているが、多分延々と全力疾走するのを求められている。

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ピンク色に染まるささくれが痛い。
見えない手で圧迫される感覚で感情のジェットコースターに飲まれる。
やるべきことって何だっけ。全部ノンアルコールビールな満たされる空虚さ。
正しさは自分の価値観でしか測れない上に、誰かに押し付けるもんじゃないって知ってる。
でもね、膨らませまくった風船はしぼむか割れるかの二極化でしかないと思うの。
深く吸ったため息をゆっくりと飲み込んだら、ペンを取らなければいけない。
全部が終わりになるまではせめて虎じゃなくて人間のまま、坂道を転げ落ちきりたいよね。


#20190820 #日記 #雑記 #エッセイ

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