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それでも「カナダで永住権」を取りたい?

割引あり

3年間のマレーシア暮らしを経て、現在はカナダに住んでいる私。

「なぜマレーシアからカナダへ?」という質問は多く聞かれるのですが、これは私にとって、なかなかひと言で答えるのが難しい「Good Question」。

ダイレクトに「なぜ?」の答えにはならないのですが、それにつながる徒然な考えを綴ってみたいと思います。

今日のお題は「それでもカナダで永住権を取りたい?」(ちょっと挑戦的
でしょうか)。


永住権が取れる国。住みやすい国。魅力的なカナダ


カナダは永住権が取れる(取りやすい)国、として世界中から人気です。カナダの永住権を視野に入れて留学をする人は、日本人に限らず、とても多いです。

永住権、とまで先を見なくとも、短期・長期をとわず留学先としてもカナダは昔から根強い人気国です。

「住みやすい国・都市」のランキングでは必ず上位に入るカナダ。
過去(10~20年前とか)に一度カナダで短期留学やワーキングホリデーで過ごした経験をもち、そのあとにまた、長期留学や母子留学、本格的な移住のためにカナダに「戻ってくる」という人も少なくありません。

カナダ人の話す英語はクセがなく、聞き取りやすい。そのため、英語の習得にも最適。

銃規制もありますので、アメリカのような銃の乱射事件などは起こりづらい。

また、都市部と自然が近接していて、便利さと美しい自然環境をあわせ持ちます。

そんな魅力が語られるカナダ。

でもですね。
住んでいるといろいろ見えてくる面もあるもので。
ごく個人的見解なので、後半鍵付きで。興味のある方限定でどうぞ。

「日本は先行き暗いから、どこか海外に移住したい」
「留学するならカナダがいいんじゃないの?永住権もとれるし」

と思う方は、ひとつの視点としてご参考にしていただけたら、と思います。


美しい自然、さすがTrue North


私がマレーシアからカナダに来て「ここがいい!」と思ったことはたくさんあります。その中の筆頭は、やっぱり自然環境。

マレーシアも自然豊かな国ですが、常夏の南国なのでとても暑くて日差しが強く、屋外での活動はかなり制限があります。
また、私はとても海が好きなのですが、マレーシアの都市部は基本的にビーチに近くないし、きれいな海に行きたいと思えば長時間の移動が必要。

その点、カナダは美しい山と海が都市に隣接。
地域によっては冬は極寒ですが、地域によってはそうでもありません(特にこの冬は暖冬で、トロントなどでもあんまり寒くなかったみたいです)。
そして、春夏は美しい自然に満たされます。

海、山、川、公園の美しいグリーンとブルー。空の青に雲の白。
目の前に広がるそれらの景色は、本当に心を癒してくれます。

海沿いには散歩道があり、ウォーキングやジョギングが楽しめます。
山にはハイキングトレイル。ピクニック広場にキャンプサイト。
芝生が広がり、緑の木々や色とりどりの花が咲き乱れる公園は、そこにいるだけでエネルギーをチャージできるよう。

自然の美しい場所や自然関連のリクリエーションには事欠きません。本当に魅力的なところだなあ、と思います。

でもですね。
自然環境はいいのですけどね。

それ以外に難点が多いんですよね。

この先有料になりますので、最後に紹介しているおすすめ書籍の紹介はここにも載せておきますね。本日の おすすめ本1 おすすめ本2

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