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「日本から持ってきてよかった」と思うもの・キッチン編【海外移住準備に・一時帰国時に】

海外生活が5年目に突入しました。

今日はこの4年間で「日本から持ってきてホントによかった……」と毎日感謝しつつ愛用している私の生活必需品をご紹介します。

今回はキッチン編。
これから教育移住・海外赴任、という方はぜひご参考にどうぞ。


その1.アサヒ軽金属の「活力鍋」

ごはんは加圧1分で炊ける。浸水要らず。海外のイマイチなお米でもコシヒカリの美味しさに🍚


我が家ではごはんはこの「活力鍋」で炊いています。炊飯器を買おうかと思っていましたが、これが優秀過ぎて結局買わずじまいで5年目となりました。

煮込み料理をはじめいろいろな料理に使えますが、私が高頻度で使うのは「炊飯」と「カレー」。この2つはもう、このお鍋以外で作れません。味とスピードが全く違うのです。

海外(マレーシアでもカナダでも)では、日本のお米は売ってはいますがなかなか高額。限られた場所にしか売っておらず、少しでもコスパがいいように大きな袋で買おうとすると冷蔵庫に入らない(マレーシアでは生米は冷蔵庫に入れないとすぐに虫が付きます。カナダでは大丈夫ですが)。

そんなわけで、現実的には「現地のスーパーで売っている韓国米やアメリカ米」を常食することが多くなります。「Sushi Rice」や「Calrose Rice」と呼ばれるものです。現地米にもお安いものからやや高級なものまでいろいろありますが、この「活力鍋」で炊けばどんなお米もむっちりしっとりツヤツヤに。
しかも浸水も要らず(メーカーの公式サイトを見ると浸水してサルにあげて…と書いてありますが、そんな手間いりません)、多少水加減を間違えてもいい感じに炊き上がります。


【写真左】湯気で霞んでいますが、炊き上がりのツヤ感が伝われば幸いです。現地でいちばんお安いお米でもこの炊き上がり🥰 【写真右】炊き込みごはんも炊けます。玄米ももっちりに!

ごはんは加圧して1分で炊き上がり。減圧の時間を入れても、1食分の量ならあっという間にほかほかツヤツヤごはんができあがり。炊飯器の早炊きよりも断然スピーディーです。

時短OK・適当OK・お安い海外米でも絶品ごはん🍚
今後どこに住むことになっても絶対に持っていきます。壊れてもまた買います(15年壊れていないですが)。

お疲れバタバタの毎日でぼんやりして空焚きしてしまっても壊れなかったし、何を焦げ付かしてしまっても水につけておくだけで汚れがあっさり落ちます。もちろん食洗器OK。

海外ではやっぱり「おうちで和食」が落ち着きます。子どもの活力はおいしいごはん🍚

そもそもは長男妊娠をきっかけに妊婦ハイで衝動買いしたお鍋ですが、こんなに役立つとは思っていませんでした。お鍋にしては高いな、と思いましたが、完全にモトとれてます。

海外に行かなくとも、忙しいワーママせっかちな方にも超おすすめです。


その2.ドウシシャの「大人のふわふわかき氷器」

カフェで食べると意外とお値段の張るかき氷も、おうちならほぼコストゼロ! 冷たくてシャキッとできて、勉強中の休憩おやつにも最適🍧

コンパクトで電動。コードレス(電池・単三4本)。専用の氷型を用意せず冷凍庫の氷で作れるのがお気に入りポイント。電池式なので電圧の違う国でも安心です。

かき氷だけでなく、モヒートなどの大人のドリンクにも使えるところが「大人の」かき氷、ということらしいです。

暑いときは冷たいデザートがうれしいけど、海外では氷菓子(かき氷系)はあまり気に入った味のものが売っていません。カフェなどでShave iceはあるけど、シロップの味が微妙~だったり(赤いシロップはストロベリーかと思ったらローズだったりね……)、やたらと余計なものがのっていたり。

アイスクリームは食べすぎるとカロリー過多になってしまうし、我が家ではアイスクリームよりかき氷の方が子どもが好きなので、もっぱらこれ。

ローカルのお友達を招いたときも、日本のかき氷は大好評です。
シロップは明治屋の合成着色料ナシのがお気に入りなので、これも一時帰国の度に買い足しています。

パウチタイプはスーツケースのスキマに入れられて、壊れ物(瓶詰めとか)のクッションにもできるのでよき! 使い切りやすく、冷蔵庫でも邪魔になりません。
※液体なので、海外に持ち込むときは「機内預け」のスーツケースに!



その3.Henckels(ヘンケルス)  ユニティ デイリー 三徳包丁

包丁も日本で買う方が絶対いい! 海外で同程度の品質のものを買おうとすると4~5倍のお値段です

包丁も絶対日本から持っていくことがおすすめ!

もっと高級でいい包丁もありますが、これで十分。
よく切れるし、簡単に研げて切れ味復活するし、つなぎ目がないので汚れがたまることもなく清潔。
(ちなみに、包丁研ぎ器は不要です。お皿のうしろで研げますよ)

私は180mm、160mm、ペティナイフの3本を持って行っています。

海外のこの価格帯の包丁は切れ味の悪いものばかり。ドイツからの輸入品などを買うしかなくなり、そうするとお値段は日本の4~5倍です。

ただし、機内持ち込みはできないので、渡航の際は「預入荷物」の方に入れることをお忘れなく!(私は一度、うっかり機内持込のスーツケースに入れてしまって、空港で没収されてしまいました)


その4.ののじ キャベツピーラー

とんかつ屋さんの細かい千切りキャベツが作れる! 野菜不足解消&キャベツ消費に

海外では「キャベツ半玉」とか「1/4カット」ではあまり売っていないので、ひと玉買うことになるのですが、なかなか消費できなかったりします。
また、日本の春キャベツのような柔らか~いものでなく、葉が厚い「がっちりみっちりキャベツ」だったりもします(カナダでは特にそう)。千切りキャベツのパックも売っていなくはないですが、粗くてパサパサで正直おいしくないです。

そんなときでも、このピーラーがあればとんかつ屋さんのあの「ふわふわ千切りキャベツ」が簡単に!キャベツ1玉だってあっという間に使いきれます。

ちなみに、お気に入りのドレッシングを日本から買っていくこともお忘れなく(子どもって、特定のお気に入りドレッシングでないとサラダを食べなかったりしますよね)。わが家が欠かせないのは叙々苑ドレッシングうま塩ドレッシング。一時帰国の度に買い足して戻ります。


その5.サーモス 真空断熱ケータイマグ(水筒)

物価の安いマレーシアで、サーモスの水筒は6000~7000円くらいします!日本なら1/3の値段で買えるので買っていくべし!

保冷・保温水筒は日本でもマレーシアでもカナダでも、サーモスを愛用しています。フタやパッキンなどパーツだけでも買えるのもうれしい点。

マレーシアではローカルブランドのお安い保冷水筒は売っていますが、見た目のわりに内容量が少なかったり、保冷力が弱くて中の氷がすぐになくなってしまったり、重かったりと機能面でかなりイマイチ。内容量が少ない・重い、というのは、子どもの持ち物の場合けっこう致命的な欠点です。

現地の人は、マレーシアでもカナダでも、あまり「冷たいもの」にこだわらないようで、保冷機能のついていないプラ水筒を使っていることが多いです(特にチャイニーズは体を冷やすことを嫌うので、飲み物はホットか常温を1年中飲んでいます)。水筒は毎日学校に持っていくものなので、1日中冷たい飲み物を飲みたいならぜひ日本から持参がおすすめ。

以上、海外生活5年目の私の愛用品でした。ぜひご参考に♡





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