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オンライン英会話Brighture代表 松井さんがおすすめする、英語を早く習得したい人が読むべき本2冊+1冊

本日は、元アップルでオンライン英会話Brighture(ブライチャー)の代表、松井さんのVoicyまとめ記事です。
英語学習好きな方はどうぞチェックしてくださいね。

まずはさっそく、お急ぎの方のためにタイトルの回収から。

今回ご紹介の松井さんのVoicyは2024年3月9日オンエアのもので、タイトルが「勉強している割に、なかなか英語ができるようにならない人の特徴」都いう回です。
その中で、松井さんは「科学的に正しい英語学習」の大切さに触れて、それを知るために最適な(学術論文レベルに正しい内容を一般の人でも読みやすい形になっている)本として、以下の2冊をご紹介されていました。

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【コラムには筆者おすすめの英語学習サイトなどが掲載されていてそこも利用価値が高い、とのこと(Amazonレビューより)。研究者やプロが認める資料の情報って確かに重宝します】

そして、松井さんはこの回で、「英語が上達しない人の特徴6つ」を語っておられます。


📖英語が上達しない人の特徴6つ


さて、これまで数多くの英語学習者(Brightureユーザーなのでおそらく主に中級者以上)に接して学習相談等をされてきた松井さんが「英語が上達しない人に共通する特徴」として挙げる6つの要素がこちら。

1.習慣化が下手

英語学習法の研究ばかりして、「これで3カ月でペラペラに!」的な本をたくさん持っている。英語系インフルエンサーの動画とかみて勉強した気分になっちゃう人。そういう人はまず「習慣化のための本」を読む方がむしろいい、だそうです。


2.過度に失敗を恐れる

ある程度自信がつくまで絶対に使わない人。ペーパーテストの点数はよいけど実践で使ったことがない、という人。語学は使ってなんぼ、失敗を恐れている人は上達しない、だそうです。

これ、同じことをうちの息子(中学生)もマレーシアのインター校に通っていた頃に言っていましたね。海外に(留学に)来たなら、失敗なんか恐れるな、だそうです。
当時同じ学校に、文法がブロークンだけど臆せず使いまくる比較的新しく入ってきた生徒さんAくんがいて、少し先に入学してきている子たちからはちょっと笑われていましたが、「あいつ(Aくん)がいちばん正しい態度なんだよ」と言っていました。件の彼は、周囲に(特に年上の生徒たちなど)とても可愛がられていました。


3.プライドを守るのに必死

これは上記の2と似ていますね。

何かの分野でひとかどの人物はそこでプライドが満たされているから、英語に対して変なプライドを持たないで済む傾向があるそうです。また、何かを成し遂げることに集中してやらなければならないことを実感として知っているから、勉強量もものすごいのだとか。

逆に、不良あがりみたいな子で「自分なんにもしらないんで!」とプライドなく質問しまくる子がいて、こういう子も強いそうです。スイッチはいったらすごかった、とのこと。
(こういうタイプの子って、学校のシステムで押さえつけたり、得意を伸ばすよりも苦手の克服にフォーカスする学習制度だと、育ちませんよね)


4.素直さが足りない

間違えたところを指摘しても自己弁護に必死だと、先生も教えづらく、味方につけることができず結局損をする。このタイプは、いい大学・いい会社の人が多いそうです。自分が正しいことを主張しがちな人は注意。


5.使うことを前提に勉強していない

TOEIC対策に終始してしまう人など。知識はあるが実践とのギャップがある。そのギャップに気付いて埋めるようにすれば伸びる、とのこと。
ひっかけ問題にひっからないようになるスキルとか、パターン認識が上手という能力と、「聞いた瞬間に分かる・言えるようになる」のとは全く違う、ということですね。


6.科学的に学習しない

第二言語習得理論(Second Language Aqcuisition)は多文化な国ではかなり研究しつくされているのできちんと科学的に解明されている。そうした理論が確立しているのなら、従わない手はないですよね。
普通の人でも読みやすく、ちゃんとした学者が書いている本は冒頭の2冊、というわけです。


📖プラスもう1冊のおすすめ


そしてここで、別視点からのもう1冊のおすすめを。

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これは研究者ではなく英語学習者の立場の野本響子さん(文筆家・編集者)の書いた本ですが、野本さんもBrighture(ブライチャー)で学習された方なので、主張が似ています。また、大学院で教育論を学ばれているのでその方面からの最新の知見も得られます。

教える側ではなく同じ立場の経験者の意見なので共感でき、野本さんが使ったサイトやアプリなどの情報がそのまま自分にも使えて便利です。とにかく読みやすいので、50代といわず中学英語・受験英語からアップデートしたい大人全般におすすめ。

私も、この本がいちばん「英語学習法」として共感できたかなあ。(Kindleアンリミテッドなら無料で読めますし)


📖私もBrighture(ブライチャー)の発音矯正でリスニング力、上がりました


私がこよなく愛するオンライン英会話のBrighture(ブライチャー)。
私は発音矯正をメインにレッスンを受けていますが、ゆるゆるとマイペースで続けているだけなのですが、リスニング能力が上がったことを感じます。

Brightureの代表の松井博さんが以前に「英語学習はインプットを8~9割にせよ」と仰っていたのを聞いて、とにかく日常に組み込もう!と車の運転中はCBCラジオ(カナダのローカルニュースをやる放送局)をつけるようにしているのですが、少し前はニュースの英語なんて半分以上聞き取れなかったのに、今はほとんど聞き取れるんですよね。
(単語さえ知っていれば)

特に、ラジオのローカルニュースはネタの流れが決まっていて、朝は「天気予報」「交通情報」が入ってきますし、朝やったニュースを昼にも夕方にも同じネタを言ったりしますから、繰り返し聞けてこれもまたいいのです。身近な話ですしね。

ちなみに最近では、
「雪山で危険区域に入っちゃったカップルのスキーヤーが転倒して、夫の方は自力で助かったが妻の方が新雪に逆さの状態で20分も埋まってしまい、たまたま運よく救援がきて助かった。起こりうることなので注意」
というニュースが印象的でした。ヘリスキーの事故とか、ウィスラーで雪不足で観光客ブーイングとか、冬のカナダはスキーネタ多いです。

あとは、カナダが今年から留学生を大幅に制限する話なんかも興味深く聴きました。


Brighture(ブライチャー)は先生が親しみやすくて、ほんとに持ち上げ上手で、話していて楽しいので続いています。

「第二言語習得法」の科学的根拠そのままにレッスンを設計しているそうですが、先生方のソフトスキルの力も大きいなーと思います。

移民が多かったり多文化な英語圏の国では、移民が早く英語を習得することが社会を効率化させるために重要。そのため、「第二言語習得法」というのはかなり研究がしつくされていて、方法論も確立しているのだといいます。私の住むカナダもそうした国なので、納得です。

そのため、科学的アプローチが大切なのよ、ということなのですね。


📖学習者視点で、今回のポイントを3つにまとめると


ということで、私的に今回のポイントを3つにまとめると、

1.素直になって楽しむ
2.日常に組み込みルーチン化
3.科学的アプローチをとっている語学学校で習う

というところでしょうか。
「楽しいな、と思える先生」さらに言えば、「レッスン外の時間のモチベーションを与えてくれる先生」にあたるのが、生徒目線だと最も重要ですね。


📖今回ご紹介の松井さんのVoicyはこちら

こちらの記事でご紹介のVoicyはこちらになります。短く、聞きやすいく、松井さんのご経験した実際の方の例の話は「なるほど」感が強いですので、ぜひ聞いてみてください。

高学歴だったり、一流企業にお勤めだったり、ハイレベルな方こそ気を付けて、な部分があるかも!?


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