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この単語、ネイティブはよく使います【shrewd/astute】【形容詞】

英語学習には継続性が大切。週に1回30分よりも、1日5分を毎日。
なんて言いますよね。

私もできるだけ毎日、英語に無理なく(かつ否応なく)触れられるよう、そして「4技法をバランスよく」、「自分が興味が持てる内容のものを」を心がけています。

その工夫の一貫として英語のメルマガをいくつか取っていますが、わりと頻繁に見かけるな、と思う単語がちょいちょいあります。
そんな単語をご紹介していくコーナーです。

今日の単語は、shrewdとastute


カタカナ発音では、「シュリュード」と「アステュート」。
どちらも似たような意味で似たような文脈で使われていて、Yuriko的訳語としては「機を見るに敏、な(人・行動)」です。

意味は、「機を見るに敏、な(人・行動)」


英和辞典では、「抜け目のない」「狡猾な」「小賢しい」というような日本語が充てられていることが多いです。

ですが、もちろんそのような悪いニュアンスの意味でも使われるのですが、その限りではなく、悪いニュアンスを含まないシーンでも使われています。

例えば、私の愛用するオンライン英英辞典、Macmillan Dictionaryでは、
(説明がいちばんシンプルでわかりやすいので、初級~中級者におすすめ)

shrewd:

able
to judge people and situations very well and to make good decisions
(人や状況を良く判断し、よい判断をすることができる)

astute:

good at judging situations and people quickly and able to use this knowledge for personal benefit
(状況や人を素早く判断することができ、それを個人的な利益のために生かすことができる)

となっています。

例えば、

My grandma is really good with money. In her time, she was a very astute businesswoman.
She tried her hardest to pass her wisdom onto me.
"Save and invest, Lucy! Save and invest!"

(私のおばあちゃんはお金の運用がうまくて、”機を見るに敏”な経営者だった。そして、懸命にその知恵を私に伝えようとした。口癖は、「節約と投資よ、ルーシー!節約して、投資しなさい!」だったわ)

とか、

Breaking a Shrewd Blockade With Even Shrewder Tactics
(巧妙なBlockadeを、さらに巧妙な戦術で打ち破る:New York Timesの見出し)
※Blockade(封鎖)は、たぶんチェス用語。ポーンの目の前に駒を置いて動けなくすることだと思います(違ったらごめんなさい)

なんて感じに使います。

日本語訳にあるような悪いニュアンスで使っている例としては、こちらの過去記事で扱っています。元記事の引用も載せていますので、よかったら見てみてくださいね。

ではでは、また。

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