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「Rainmaker」ってどんな意味?
「rain(雨)」も「make(作る、等)」も知っていそうな単語だけど、「rainmaker(レインメーカー)」と組み合わせると全く別の意味に。
今日は、英語圏のニュースのタイトルなどもによく使われる、この「Rainmaker」の意味を書き留めておきます。
「Rainmaker」の「Rain」は何を指す
この場合の「Rain」は、「恵みの雨」。
もともとは「Rainmaker」は「雨ごいをする人」の意味で、「雨」はそのコミュニティの人々にとってとても大切な資源・利益に直結するモノを指します。
Rainmakerって、こんな人
「Raimaker」は、「(莫大な)利益をもたらす人」
英英辞典によると、このような意味です。
a person who generates income for a business or organization by brokering deals or attracting clients or funds.
(取引を仲介したり、顧客や資金を集めたりすることで、企業や組織の収入を得る人のこと)
で、ちょっと悪どいニュアンスで使われることが多いです。
例えば、「前職のクライアントをごっそり引き抜いてきて転職先にいきなり大きな利益をもたらす転職者」のこととか。
オンライン英和辞書では「法律事務所 のトップ弁護士で有力なコネがあり、莫大な利益を呼び込むことができる実力者」というような意味が書いているのが散見されるのですが、英語では「弁護士」にも使われるし、経済界のフィクサーみたいな人に使われたりといろいろです。なので、弁護士に限りません。
私がNew York Timesの記事で読んだときには中国のテック業界の実力者「Bao Fan」の形容として使われていました。
(今風チョイ悪な容姿が印象的でつい読んじゃった記事)
New York Timesは有料記事なので、BBCの記事を貼っておきます。
ここのところ、中国で経済界の実力者が姿を消すことが多発しているらしく……。光と影を感じますね。
スポーツ界でも使うみたい
スポーツの世界でも、大量得点をもたらす選手を「Rainmakere」と言ったりすることもあるみたい。(あくどいニュアンスがあるかどうかはわかりません)
「Rain」が「恵みの雨」であることを理解しておくと、いろいろな文脈で急に出てきても理解できますね。
ではでは、また。
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