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「しょくぱんまんとアロマちゃん」が少し切ない読み切り少女漫画として良かった

毎週日曜日、起床後の楽しみは『それいけ!アンパンマン』
本放送より少し遅めの北海道。
今日の放送は2017年10月13日放送分の再放送でした。

Aパートの「ジャムおじさんときのこのくに」も良かったけど、Bパートの「しょくぱんまんとアロマちゃん」(脚本:友永コリエ)が少し切ない王道の読み切り少女漫画として良かった!

話しとしては、
しょくぱんまんとアロマちゃんの出会いと交流
→やきもちを妬いたドキンちゃんがアロマちゃんに変装してしょくぱんまんと二人きりになる
→アロマを作ろうとするがうまくいかなくて逃げ出す
→本物のアロマちゃんと一緒にアロマづくりのリベンジ
→アロマちゃんに変装したまま、正体を隠してしょくぱんまんへ作ったアロマを渡す
という内容。

途中、二人きりで白爪草を摘んでいる場面で、しょくぱんまんから花言葉を聞かれたドキンちゃん。
花言葉を知らなくて慌てながらも、「白くて美しい私の王子様」と頬を赤らめながら答える。

物語の最後、アロマを渡して立ち去った後に、ドキンUFOの中でドキンちゃんが持っているしょくぱんまんのぬいぐるみを映しながら、「白くて美しい私の王子様」とつぶやくドキンちゃん。
その頃、しょくぱんまんは、アロマちゃんから白爪草の本当の花言葉が「わたしを思って」だと教えられる。

この流れがとても美しく、わずか10分程度の短編の中で綺麗な王道少女漫画展開を観ることが出来て満足です。

最期まで、本当の自分の姿でしょくぱんまんとは向き合えず、それでも手作りのアロマを渡せて喜んでるドキンちゃんの姿に色んな感情が湧き上がります。

途中、バイキンマンが邪魔しに来ますが、アンパンマンとしょくぱんまんの敵ではありませんでした。

来週はいよいよ「ジャムおじさんとアンパンマン」なので楽しみ!

しょくぱんまんを思って努力できるドキンちゃんが好き


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