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最近観たアニメ簡単感想 2024/1/6~7(ドラえもん/アンパンマン/フリーレン17/千と千尋)


ドラえもん

「見たままスコープ」
年明け最初の話は、お年玉を探す話。忘れてるのび太ものび太だけど、ドラえもんの忘れっぽさと口の悪さは2024年も変わらずです。自分の視点で見ていた出来事を他の人に見られるのは、自分でもどこに視点を向けていたか覚えてないこともあるし怖いなと、しずかちゃんに見られている場面を見て思いました。

「ペットペン」
描いた動物の賢さは、描いた人に依存するのか、絵の上手さに依存するのか、そこが気になる秘密道具です。ギャグ展開の中でも、動物に対して真剣に向き合うのび太が描かれていました。ドラえもんも口は悪いが、一緒に走り回ってくれるあたり良い友達です。


それいけ!アンパンマン

「めいけんチーズとチーズフォンデュさん」
アンパンマンでも一二を争うほど平和じゃないかと思うエピソードでした。バイキンマンとドキンちゃんの変装を素早く見抜き、優しく接するチーズフォンデュさんの人格の高さを感じました。前半のチーズとレアチーズちゃんだけの人語がない場面も好きでした。

「タンポポちゃんとにじのくに」
タンポポちゃんは一期一会の旅人感がすごく感じられます。アンパンマンの世界では、一期一会の出会いが多そうではありますが、中でもタンポポちゃんは描かれ方からしてその雰囲気が濃厚なので、何か独特の空気を話に宿らせていると思います。


葬送のフリーレン 第17話「じゃあ元気で」

ザインとの別れを前に、日常の中でザインの得難さと、ザイン自身の思いが描かれたAパート。三人にとってザインが大切であるように、ザインにとっても三人と出会ったことが大きい出会いだったのだと感じられました。短い時間でしたが居るのが当たり前になってきてたので寂しい。いつかどこかで、また出会えると嬉しいです。
Bパートは、フェルンが風邪でダウンすることで、フリーレンとフェルン、シュタルクの三人の関係性や距離感が改めて描かれてました。フリーレンがヒンメルから得たものは、フェルンに渡される。思春期の気恥ずかしさから拒絶され、寂しさを感じるも、人間が良くできているシュタルクの言葉で支えられる。今まで描かれていたことが、改めて丁寧に語られて、とても良い三人組だと感じられるお話でした。
大人にとって、子どもはずっと子ども。特にフリーレンにとってはザインも含め子どもに見える存在が多いのだと思います。成長していく喜びと寂しさ、そしてフリーレンにとって他者は必ず先に居なくなってしまう寂しさもあります。だけど、それだけではなく、今のフリーレンには他者と触れ合う喜びもあることが感じられました。


千と千尋の神隠し(2001)

金曜ロードショーで放送していたので、十数年ぶりに本編をちゃんと観ました。
改めて観ると、変にメッセージ性が表面に出すぎる訳ではなく、派手な場面はあるもアクション中心ではない、世にも奇妙な体験を全面に出した内容が好みに合っており純粋に楽しめました。
カオナシかわいいですよね。銭婆の家で暮らしているカオナシの日常アニメとか見たいです。


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