10人の信者を作るのに100人のアンチを作る人達

誰かと話をしているときに盛り上がる話題のひとつに共通の話題の悪口というのがあると思うんですが、最近知り合いのオタクと話しているとその話題が本当に止まらなくなることがあるので今日はそんな話題を書いていこうと思います。

アイドルオタクにも色んな人は居ますが僕のように普段からTwitterで悪口(見えないようにALTで書いてるので陰口という方が適切かもしれない)言ってる人もいれば、基本的に表で何も言わず心に秘めている人も居る。
実際表で何も言わなくても思ってるところがある人達は僕と会うと日頃から僕が陰口言いまくってるせいか「僕も○○嫌いなんですよ」みたいなこと普通に言ってくれたりするのでなんだかんだみんな嫌いなものいっぱいあるんだなというのがよく分かる。

アイドル業界というか地下アイドルの世界って、何か世間に見つかるフックみたいなものを常に探してることが多くグループの運営が炎上商法と呼ばれるような売り方や話題性を狙ってスベッてるところも沢山ある。個人でも尖った発言を繰り返して話題になることを狙ってスベッてるアイドルが居る。

しかし、昨今だいたいの炎上商法的なものも出尽くしたのか目新しさは無いし、アイドルの尖ってる系もだいたい「またこんなのが出てきたのか」と飽きられてることの方が多い。

その結果、炎上商法と言いながらもボヤ騒ぎすら起きずにただ燃えて終了、ごく一部の目新しく映った人たちと信者にのみしか受け入れられず全く盛り上がらないなんてことは日常茶飯事である。

この結果を受けて商売(または売名)の手法として、「盛り上がらなかった」と結論付けるだけなら正直やるなよとこちらは思うんですよ。

いわゆるこの手の手法を取った場合のリスクをわかってない。この手の人達は目に見える10人の信者を獲得しても少なくとも100人らい目に見えるアンチを生み出してるとしか思っていなさそうだからだ。燃えて無くしてるものがあるということである。

アンチと言っても騒いでるのはほんのごく一部の人達だけで、実際はサイレントアンチをその10倍くらいの1000人くらい生み出してると思う(僕調べのオタクのご意見からの推測値)。サイレントアンチってのは僕が適当に作った造語なんですが、目に見えるところでアンチな行動を取るわけではなく、そのコンテンツから静かに離れる人達のことである。

好きの反対は嫌いでなく無関心とも言われるが、もう触れたくないから離れるという人達である。その辺をわかっていなそうなのだ。それまでは多少面白がってくれていた人たちをそのコンテンツから離れさせるというのは如何にもったいない行動してるのか本人達はわかっていなそうなので厄介だ。

直近オタクからよく聞くネタを例に出すと、「☆☆☆ってグループの推しメンの○○ちゃんは好きなんだけど、△△がどうしても無理だから行けないんだよね」である。

オタクは○○ちゃん好きなので表立って何かを言うことは無いが、△△のサイレントアンチとなって☆☆☆というグループから離れてしまったようだ。
一方その頃△△は自分には信者しかいないのでその事に一切気付いていない、もしくは自分のことしか考えてないのでグループの☆☆☆からオタクが離れてることに何も悪びれないという現状。どう考えても自分の将来についても影を落としている現状なのに。

こうなると、推しメン○○ちゃん応援したい気持ちあるオタクでも「さっさと△△居ないところの○○ちゃん見たい」と思わされずにはいられなくなってしまう。最悪今のグループ終わってもいいから…と。そうやって終わって行ったグループも知ってるのでなんかめちゃくちゃ悲しいよね。

正直、集客が減ったりする要因って運営は分析したりするのか知らないけどアイドル自身は自分のオタク達の動向とか気付いて知ってそうだから「あの癌(△△)が原因でわたしのオタクが…」とか正直わかっていそうな気はする。

グループ内のヒエラルキーみたいなものでどうにか出来ない場合もあるのかもしれない。その結果、あるのは他のアイドルの愚行のせいでオタクを減らされたアイドル自信がその場を離れるようなこともあるのかもしれない。(とあるグループは御局様が無理って若いアイドルの子が辞め続けていったという話も聞いたことがある。)


地下アイドルというのは一般的な地上のアイドルみたいな「Theアイドル」でなくてはならないことはなく、多様性があって色んなアイドルが居てもいいとは思う。
グループとしての個性や向いてる方向性が一緒で尖ってる部分があるならひとつの魅力になり得るとは思うが、グループ内で不和を巻き起こすような社不アイドルはさすがに運営どうにかしろや!と思わざるを得ない。

△△さん、あなたの10人の信者は100人のアンチと1000人のサイレントアンチの屍の上に成り立ってます。なんなら1万人以上の人達は興味すらありません。
☆☆☆の運営さん、あなたのグループの顧客となりえた人達の1000人を△△さんの存在が失わせてます。それでも10人の信者しかいないこの△△さんをそのままにしますか?

○○ちゃんと○○ちゃんの優良顧客であるオタクが報われる世界であって欲しいなと願いを込めて締めくくります。

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