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セリエB最終戦!

今晩はセリエBの最終戦。順位の違いで色々決まるので、全試合同じ時間に行われる。優勝決めたパルマはともかく、自動昇格の2位を目指して今シーズンはコモとヴェネツィアが争う。

ヴェネツィアは都市として有名ですね。最近は入島料を取り始めたり。フットボールクラブとしても弱小ではなく、日本だと往年の名選手、名波が所属してた事で有名でしょうか。
最近だと、ユニフォームが、兎角スタイリッシュ!数年前からKappaが担当して劇的に変わりました。黒橙の色合いだけだと日本のプロ野球ファンの半分くらいが吐き気しますが、この黒橙に緑を加えた歌舞伎柄という、何ともイカす色柄。これに金色の文字とかだから絶頂モンです。
昨シーズンの市松模様も捨て難かったのですが、妻の理解は得られず。しかし、今年のサードユニはさらに凄かった。なんせヴェネツィア本島でゴンドラを漕いでくれるゴンドリエーレ達の、白紺横縞に赤襟のカラリング。なのでサッカーしてるのに見た目、ユニフォームじゃなくてゴンドリエーレ。
こういうローカルの特色を出すのって良いですよね、ええ、ワタクシめ買ってしまいました、応援してないけど。妻のGOサインが出れば良いのです。あ、唯一、モンツァから完全移籍した元デンマーク代表クリスチャン・ギトケアーは応援しています。ユヴェントス相手に決めたモンツァのセリエA初勝利の決勝ゴールは忘れません。

対してコモは、我らがロンバルディア。湖畔の観光地で有名ですが、日本だとあまり知られてないかもしれません。カルチョのスクアッドとして、確かに歴史上セリエAのシーズンは幾分か経験しましたが、DAZNで取り上げられたように、2017年に経営問題でDまで降格してしまったクラブです。そこから、何とかしてセリエAに上がろうとして、ようやく今年はそれが叶うかも、というところに来ています。
個人的には我らがモンツァと、少し境遇が被るんですよね。ベルルスコーニとガリアーニの下、セリエDから着実に上がってきてセリエA常連になる。なんと夢がある話ではありませんか。モンツァなんか最近、昔永くオーナー企業をやってくれたシンメンタールSimmenthalがスポンサーに戻ってきたんですよ。泣けますよね。コモだって、経済圏も強いし人口もまあまあある都市です。モンツァみたく、セリエAに上がれば定着する可能性だって無きにしもあらず。

そんなこんなで私は体調悪いながら、今晩のセリエBの最終節を楽しみにしております。イタリアのセリエは欧州でも日本人選手が少ないですが、そこでも陰では色々なドラマがあります。時間があれば、ちょっとGoogle先生にセリエAやセリエBの文字を打ってみて、ニュースや結果をチェックしてみてはいかがでしょう。

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