見出し画像

【カヌーポロ】個人スキルの話

今回は個人のスキルについて書いてみたいと思います。
実は今までこういうテーマに言及することは避けておりました。
というのも、個人スキルは各々のフィジカルの違いでできる・できないの差が大きくて参考にならないことが多いからです。
「シュートはこんな風に撃つと入る」「艇操作はこうやるんだ」なんて言ったところで誰もが実践できるもんでもないので、文章にしてもほとんど参考にならないと思っています。
なので、「個人スキルの考え方」についての話です。

個人スキルは2種類ある

「オープンスキル」と「クローズドスキル」の2種類あります。
はて?それは何?って感じかもしれませんが以下のような感じです。

オープンスキル

「オープンスキル」とは、対戦相手やボールなど、外的要因が常に変化する状況下で発揮される技術のこと。対人スポーツにおいてはオープンスキルが必要な場合が多いとされています。サッカー、バスケなどの球技の他、レスリング、ボクシングなど格闘技系も当てはまるでしょう。
オープンスキルは、相手の状況や試合の局面によってそこで必要な状況の認知→判断→実行のプロセスを行うとされています。

クローズドスキル

「クローズドスキル」は対戦相手やボールなどに左右されない状況下で発揮される技術で主に個人で完結する競技はこの要素が多いと言われています。
陸上競技や体操、水泳、ゴルフ、ボウリングなどはクローズドスキルの要素が多くを占めていると言って良いと思います。
フォームを固めたり、決まったシチュエーションごとに必要なスキルを身に着けていきます。

もちろん、どちらかだけが重要なのではなく、多くのスポーツは両方のスキルが混在していて、競技の特性によって比重が異なります。
カヌーポロで言えば、基本的な漕ぎ方、艇操作、ボールの投げ方等はクローズドスキルに分類されそうですが、その他試合の中での動き方はほとんどオープンスキルと言えるでしょう。
オープンスキルを磨けばそれだけ臨機応変な対応力が増すと思いますが、カヌーはそもそも基本的な動作自体の習得も難しいので、こちらの練習を疎かにすることもできません。

違いを理解しよう

オープンスキルとクローズスキル。どちらも大事ですが、この2つの違いを理解していないと、いざ試合になって「あれ?練習ではできてたのに試合で全然上手くいかないな・・・」なんてことになってしまいます。
練習方法も異なります。オープンスキルを習得するには実戦あるいはそれに近い練習。つまり、複数人での練習が必要となります。一方、クローズドスキルは個人の研鑽によって高めていうことができます。
カヌーポロで考えると冬場はいわゆるオフシーズン。水上での練習が減り、人数も集まりにくいです。どうしても冬場の練習は基礎トレが中心になりがちですが、少ない人数でも工夫次第でどちらの練習もできると思います。
まずは「オープンスキル」「クローズドスキル」という言葉を意識してみると、普段のトレーニングも、充実したものになるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?