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【カヌーポロ】2022年シーズンが始まりました。

今期最初の大会が山梨県クラフトパークで開催されました。
クラフトパークは日本唯一のカヌーポロ専用プールで、古くから日本選手権が開催されてきた会場です。
また、他の会場が中止するなか、かなり寛容に大会の開催を受け入れてくれるカヌーポロ界の人間としては足を向けて寝られないくらい素晴らしいところです。(ヨイショはこのくらいでいいかしら?)
今回の大会についての感想を徒然なるままに書いていきたいと思います。

新ルール施行

今回の一番のトピックスとしては2022年のルール改正を適用した最初の大会でもありましたが、大きな混乱もなく運用できている印象でした。
1つ特殊なケースとして、アドバンテージ後に得点しカードを出すというシーンがありました。この時の審判が「得点前のファウルだから、グリーンカードは出すけど復帰させていいんじゃない?」みたいな流れになりました。
しかし、ICFによるQ&Aでは、「反則が行われた時ではなく、サンクションカードが与えられた時から効力が生じる」と明記しています。従って、ファウルをした側は失点した後、さらに一人減でリスタートというハードなペナルティが科されてしまいます。
雑談の中で「じゃあ流されないくらいのファウルをして試合を止めてしまった方が得ってことじゃない?」みたいな話が出ました。確かにその可能性は否定できませんが、考え方としては褒められたものではありません。
審判としては故意・危険・悪質なファウルとして、制裁を強めることが求められると思います。
一発目からイエロー、レッドを出すという選択。あるいは危険度によってはイジェクションレッドカードの適用を検討してもいいかもしれません。

新チームの参加

今回の大会は1部5チーム、2部6チーム、3部3チーム ※ダブルエントリー含む
そこそこの規模の大会となりました。
女子代表、U21など代表候補チームの参加や、葛西カヌークラブの参加など、新しい選手の参加も多く、閉塞感のあるカヌーポロ界においては少し希望が見えました。個人的には開催地身延のチームに活気があって、とても嬉しかったです。なかなか難しいかもしれませんが、他の地方の大会にも是非積極的に参加してもらいたいものです。

ルール理解度の低下

新ルールの適用、新しい選手が増えたなどやむを得ない事情もありますが、全体的にルール理解が低いということを感じました。各地の大会がほぼなかったので、審判ありで試合をする機会や自分が審判をする機会がなかったと思います。
私自身も審判慣れしておらず、後から「あれはファウルだったかもなぁ」なんて思うケースもありました。
審判も練習しないと上手くならないので、今年はとにかくたくさん大会が開催されてくれることを期待します。

最後に

今回は短めな感想のみとなりました。
ヨーロッパの大会も本格的に解禁され、毎週のように大きな大会が開催されています。そしてそれらの動画もぼちぼちアップされてきました。
近々その辺りのレポートも書いていきたいと思います。

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