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たたかう読書

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「自分を守れる自分」を作るための読書。
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2015年1月の記事一覧

手塚治虫『アドルフに告ぐ』(文春文庫)
第二次世界大戦時の日本とドイツを舞台に「正義」に翻弄される三人のアドルフの物語。アドルフ・ヒトラーの正義に振り回された二人のアドルフの運命的悲劇を描く。ナチスドイツの犯行やイスラエル建国等歴史的背景が緻密に描かれている傑作。 #たたかう読書

池内恵『イスラーム国の衝撃』

池内恵『イスラーム国の衝撃』

池内恵『イスラーム国の衝撃』(文春新書)

いままで全く関心の無かった中東問題。きっかけは言わずもがな、勢いで読了した一冊。
そもそも「中東ってドコらへん?」くらいの中東ビギナーのため、新聞とテレビ(ニュース番組と「たかじんのそこまで言って委員会」)とパソコン(主にNAVERまとめ)を駆使し、この一冊を読了するまでに割とたくさん調べものをした気がする。
読了後、この一冊だけでなく、さらに勉強が必要

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青山繁晴『ぼくらの真実』(扶桑社)
『ぼくらの祖国』の続編。日本国憲法の分析から、戦後日本の自虐史観と現行憲法に対する問題提起を行う。銃をつきつけている強盗に対して「話せばわかる」は通用しない。自分の身を守る為にはどういう意識でいるべきかを学ぶ。 #読書感想文 #たたかう読書