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さみしくないときをかさねればいい

アドベントカレンダーはわくわくする。クエスチョンもわくわくする。

そういうわけだから、アドベントクエスチョンにも当然わくわくする。

12月20日の問いは、「今年得た気づきの中で、今後の人生に大きな影響を与える気づきがあるとしたら?」

答えはすぐ浮かんだ。

さみしくなくなるようにすればいいんだ。という気づき。

今年はそのことに気づくタイミングが何度も訪れた。

そもそも、さみしくなる機会が多かったかもしれない。

仕事で人と話さなくてさみしい。
自分含め誰からも期待されていないように思えてさみしい。
気兼ねなく誘える人がいなくてさみしい。
仕事やプライベートに刺激がなく、日々を浪費しているようでさみしい。
さむくておなかがすいてひもじくてさみしい。
お財布の中身がさみしい。

仕事に充実感もないけれど、仕事以外での人との関わりもない。

そんな日々の中、「はたらきたい展。2」の連載のQ007で、「人の悩みというのは、多くの場合「孤独」とひもづいていますから」という言葉と出会った。
https://www.1101.com/hatarakitai2/33qa/07.html

全33回メモを取りながら読んだ中でも、メモ量が多かった回。
「こたえ」のサマリにピックアップされるでもなく、末尾にさり気なく書かれていたけど、新鮮に思えて見落とせなかった。

そして、エーリッヒ・フロム『愛するということ』の読書会に参加して、自分の中にこんな方程式が立った。

傷ついても大丈夫=孤独にならないこと=本音で関わること+他者を尊重すること

「傷ついても立ち直れる」と思えることが子どもの無鉄砲とはまた違う大人の大丈夫で、信じられる誰かと居られることがその条件かなと思った。

合わない人とからっぽな会話をしたいわけじゃない。
それはむしろ余計にさみしくなりそうだ。
「口から生まれてきた」タイプじゃないけど、ちゃんとやったことは、ちゃんと話せる。
たとえば、こだわって選んだ眼鏡やオーダースーツの値段とかね。

孤独で不確かな感覚でいると、身体に力が入らない。

そんな自分の心を無視しなければさみしくない。
自分で自分を信じられればさみしくない。
知りたいことを知って、行きたいところに行けて、一緒にいたい人といられれば、さみしくない。
自分の心に従って行動して、心の有り様の近い人と繋がる。社内外で。

気を失わないで、もっと自分と一緒にいる。

「スマホの起動が不安定になっても、そばに読みたい本があれば、バックアップをとっていれば、ひと呼吸置いて落ち着いて過ごせる」だとか、「モノを手放すか考える時、お別れしてもさみしくないほど出会った意味を満喫できたと思えれば、心置きなく手放せる」だとかに、一つ一つ気づいていく。

忘れてしまいそうな忘れたくないことは、見失わない場所にメモを取る。

あたたかいふとんにくるまって、陽の光に満たされて目覚める朝が好き。
好きな服を着て、気の合う人と他愛ない話をしながらごはんを食べる昼が好き。
入浴後、電気を消して、手足を伸ばして眠りにつく夜が好き。

生き物の自分を調子に乗せて、一個一個クリアしていこう。

2022年12月20日は、生まれて10,589日目。
あと4日で小学生の時プロフィール帳に結婚年齢として書き入れた29歳になる。
当時含め、今のところ一度も結婚を現実的に感じたことはない。
周囲の記載が「20」や「21」であることに少し驚きながら、空欄にするのも忍びなく書き入れた「29」。
「婚姻の自由をすべての人に」が1日も早く実現されますように。

自分をさみしがらせないわくわくな一歩一歩をかさねた先、これからも笑顔が素敵な人でいられますように。

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