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夢がシンクロしたハッピーオーラのクレープ屋「mococo CREPE(モココクレープ)」@調布・仙川【調布ブレス Vol.7】

調布に息づく人々を紹介する調布ブレス。
今回ご紹介するのは、オリジナルメニューでハッピーにしてくれるクレープ屋さん「mococo CREPE(モココクレープ)」です。

京王線仙川駅のメインの商店街から少し入った、個性的なお店が並ぶ通りに2019年8月にオープンしたクレープ屋「mococo CREPE(モココクレープ)」。
できる限り無添加の原材料を使って、生地はもちろんキャラメルソースやカスタード、ドレッシングなども手作りで、見た目も華やか、食事系はボリュームもたっぷり。季節のフルーツを使った限定商品などもあり、日増しに人気店となっています。

クレープ屋になることが子どもの頃からの夢で、いくつかのクレープ店で製造販売や商品開発などの経験を積んできたという元気な笑顔が印象的な女性店主。
ケーキ屋さんでなくてクレープ屋さん?
と聞くと、子どもの頃に見ていたテレビ番組の「クレープ屋を営みながら妖怪退治の旅をする戦隊ヒーロー」が夢の原点だと言い、店主の人となりを表現する絶好の話題だと記事に折り込みました。

カクレンジャーというらしいのですが、さすがSNSの時代、3日後にはカクレンジャーのヒロイン鶴姫役が記事をツイート、その数日後にはカクレンジャーが来店、関西からも駆けつけてくれたというのです。
さらにレッド役からお祝いの植木が届き、カードには、
「こんなに嬉しいことはありません 開店ありがとう」

「おめでとう」ではなく「ありがとう」という言葉に鳥肌が立ちました。
自分の作品、役柄を愛し、子どもたちに夢を与えたいという強い思いを持ち、その思いは月日が流れても変わっていない役者さんたち。
夢を見る人と夢を応援する人の時空を超えたシンクロ、クレープ屋さんになる夢と、子どもたちに夢を与えたいという夢がシンクロした瞬間でした。

その後も、現在は画家活動をされている鶴姫役の女優さんがクレープ屋のすぐ近くで個展を開いてミニコラボをしたり、全国各地からカクレンジャーファンが植木やサインを見に来たり、「カクレンジャーの聖地」と呼ばれたりするようになりました。
まさか20年以上も前のテレビ番組がまだ息づき、熱を持ち、その存在を大切にしている人がそんなにもたくさんいるとは。

記事のおかげだとご連絡をいただきましたが、私にとっても取材ライティングの面白さを再認識させてくれた、大変ありがたく忘れられない記事となりました。

店主が作り出すオリジナルメニューは、大切な友達に「これ美味しいから食べて!」と言う声が聞こえてきそうな、手抜きなしのものばかり。
季節によってラッピングを変えたり、最近はドライフラワーのアーティストとコラボしたり、修業している間に溜めてきたやりたいことを次々と実現している感じです。

味、映え、ストーリー。人気要素が揃っていますが、多くの人を惹きつけている一番の理由は、夢にまっすぐ、クレープにまっすぐな店主が放つ、長年の夢がかなって嬉しいというハッピーオーラなのではと思ったりします。

まっすぐに夢を追いかけていると、ネガティブオーラを寄せ付けないのかも。
しっかりと焼き上げたサクサク生地のクレープがまた食べたくなってきました。


mococo CREPE(モココクレープ)
https://www.instagram.com/mocococrepe/

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