面接でよく聞かれる質問「あなたは運がいいと思いますか?」について
こんにちは。
スーパーサラリーマンのKUNIOです。
とある企業でサラリーマンやりながら、副業や色々なことを行っています。
さて今日は面接でよく聞かれる質問
「あなたは今まで生きてきて運がいいと思いますか?」
に対して、今の僕だったらなんて答えるかについて書いていきたいと思います。
実際にあった体験談
僕は2008年~2009年にかけて就活をしていたのでちょうどリーマンショックにもろ被りした世代になります。
今年の就活世代も苦労されているかと思いますが、当時もかなり大変でした。
その前までは売り手市場とまで言われていたものが一気に経済が悪化し、採用数も必然的に絞られた形になっていました。
その影響か、僕もまったく内定が取れない日々が続きしんどかった記憶があります。
ある時、そこそこの規模のS社(東証1部上場の製造メーカー)のES→筆記・一次が通り、二次面接に行くことになりました。
面接は集団形式で、一人の面接官に学生4人ほどだったでしょうか。
僕はその中の一人で、部屋に案内されると面接官を待つため席に座り待機していました。
しかし予定の時間になってもその面接官が全く姿を現さない。
ようやく10分ぐらいだったかな、遅れて登場してきたのはなんだか不機嫌そうなおっさんでした。
どんな質問をされたかはあまり覚えていないんですが、
時間は超短かった記憶があります。
ろくすっぽ僕(ないし僕ら)に興味ないんだろうなという感じでした。
それでも一つだけ記憶に残っているのはこの質問でした。
「君たちは自分が今まで生きてきて、運がいいと思いますか?」
まぁはっきり言って、僕は心の中では「悪い」と思っていました。
だってもし就活が1年早ければこんなに採用数絞られることもなかったわけだし、そういう意味では悪いでしょと。
しかし、結局「運がいいと思います」という模範的な回答しかできませんでした。
ちなみにそのグループの人で「運が悪い」という発言をした人はゼロでしたね。
この発言が面白みがないと判断されたのか、最初から僕に興味なかったのか答えは分かりませんが、僕はS社は不採用となり、その後別の会社に拾っていただき入社することになりました。
入社したのは大手電機メーカーのグループではあるものの下請け会社ですので、S社よりは規模・待遇面などで劣る会社でした。
しかし僕は入社したその会社で何とか努力しまして、現在はさらに別の企業に転職を果たしましたが、結果的にS社よりもはるかに規模・待遇面で上回るポジションについています。
今思えば、あんな不機嫌そうな採用官がいる会社に入らなくてよかったなとは思います(笑)
面接官がする「運がいいか」の質問にはどのような意味が込められているのか?
恐らくこれは以下の通りでしょうか。
・他責思考でないか(なんでも自分以外のせいにする)
・環境に対してポジティブに捉える能力があるか
総合職である以上は、会社の命により勤務地や業務内容も変わらざるを得ないときがあります。
どんな環境でも前向きなマインドでいられるかということをこの質問で見極めようとしているのでしょう。
ですが多くの人の場合、思っていなくても「運がいいと思います」の一点張りとなるので、果たしてこの質問に意味があるのかなと正直思います。
僕が思う そもそも「運」とは
僕は「運」ってものは、短期的・瞬間的なものだと思うんですね。
例えば宝くじを1枚買って、「1等3億円あたりましたー!」ってなったら運イイねってなりますよね。
一方で宝くじを毎週買い続けて、50年後についに1等当たりました!ってなったらどうでしょうか?
これは僕が思うに「運」がよかったのではなく「努力」の結果じゃないかと。
つまり運勢はその時々の瞬間風速みたいなものであって、長期的なスパンで見る人生にはそう大きく影響しないんじゃないかな、と思うのです。
今の僕ならこう答える
S社の面接に時を戻るなら、僕はこう答えますね。
就活にリーマンショックが重なってしまったので、
今現在は運が悪いと思っています。
ですが、運とは瞬時的な結果であって
長期的な人生においては影響ないと考えているため、
運が良かったとも悪かったとも思っていません。
返答としては少し長いですかね。
でも実際私も、S社に落ちて一時はもっと下の会社に行きましたが、
その場その場で求められる成果を出すよう努力をし続けたことで、結果的にS社よりも規模の大きい会社に転職をして今があります。
皆さんも一時の運に一喜一憂することなく、淡々と行動し続けてみることをお勧めします。
そういえば、オビワンケノービも「EP4 新たなる希望」でこう言っていましたね。
「In my experience,there is no such thing as luck」
「私の経験上、「運」などというものはない。」
みなさんもフォースとともにあらんことを!
それではまた。
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