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Instagramのビジネス的な運用

今日はどのようにInstagramの運用をしていけばいいのかということについて書いていきます!

【Instagramの特徴】

Instagramをビジネスに活用するということは、まずInstagramの特徴を理解したほうが良いですよね。ここではInstagramの特徴について つ書いてきます。

①コミュニティができる

ライフスタイルや、趣味、地域が同じ人たちでInstagram上でコミュニティが形成されるのが一つの特徴ですね。そしてその中心にいるのがインスタグラマーです。例えば、筋トレをライフスタイルに取り入れている人達は、だいたい、なかやまきんに君さんのインスタをフォローしますよね。これはなかやまきんに君さんを中心に、Instagram上で筋トレ好き同士のコミュニティが形成されていることになります。

②継続広告になる

継続広告ってなに?って思った方もいると思います。継続広告について説明するには、広告というものから説明しなければなりません。広告は大きく分けて2つの種類に分かれます。1つは単発広告。2つ目は継続広告です。単発広告は、例えば、テレビのCMですね。CMって、CMをテレビで流してほしい会社が、テレビ局にお金を払うことで、やっとテレビでCMが流れるんですよね。でもその会社がテレビ局にお金を払うことをやめてしまったら、もうCMはテレビで流れませんよね。このように一時的で、手間とコストがかかるのが単発広告です(この例の場合手間はテレビ局との交渉、コストはテレビ局への広告費ですよね)。ほかにも、ホットペッパー等の情報サイトへの掲載とか、チラシとかもありますね。

それに対して、継続広告は、自社のSNSや、ブログ、メルマガ等ですね。継続広告はその名の通り、継続して顧客にアプローチできますが、かなり難易度が高いですよね。有益な情報が無料であふれている時代ですから、相当質の高いコンテンツを発信していかないと、顧客はメルマガ登録してくれないし、ブログも継続的に読んではくれないと思います。ただ難易度が高い中でも最も簡単なのがInstagramをはじめとするSNSです。無料ですし、顧客にフォローしてもらえば継続的に投稿を見てもらえるので、フォロワーに対してずっとリーチができるんですね。わざわざメアドを打ち込んだり、月額を支払わなければいけない、メルマガとかよりはかなりハードルが低いと思います。

ただ継続広告にも2つ種類があります。①プッシュ広告と②プル広告です。プッシュ広告は、例えば、ライン@の登録を促すとかですね。飲食店とかでは、ライン@登録してね!みたいなのをよく見かけますよね。でも、人間っていうのは、押されると引いてしまうものです。登録してね!って言われると登録したくなくなっちゃう人も多いと思います。プッシュ広告はあまり良い広告とは言えませんね。それに対して、プル広告は、相手から見に来てくれる広告です。例えば、Instagramで面白いアカウントを見つけて投稿を見てたら、気づいたら1時間くらいたってたなんて経験ありませんか?人間って、自分から見に行く情報って能動的に頭に入れようとするんですよね。やはり、継続広告であり、プル広告なのがInstagramですね。Instagramはフォローしてもらえば、こちらからプッシュしなくても、フォロワーが自分から継続的に投稿を見てくれますよね。

③教育広告でもある

顧客は知りたがりで、めんどくさがりです。顧客は、この服いい!って思って、芸能人で誰が来てるんだろう?とか、どこのブランドなんだろう?とか、どこで買えるんだろう?とか知りたくなっても、めんどくさがりなので結局あんまり調べないんですよね。でも、誰が作ってるとか、どんな思いで作ってるとか、お店雰囲気とかを売り手側が継続的に発信できていれば、その顧客はファンになってくれるんです。Instagramはそれらを発信するのにめちゃくちゃ適したプラットフォームですよね。写真も動画も手軽に見れますし、文章も加えられますよね。


【Instagramをビジネス的に使うための運用法】

ここからは、Instagramをビジネスで活用するための運用法を書いていきます。インスタをビジネスに生かすためには、5つやらないといけないことがあります。①構造理解、②プロフィール、③コンテンツ、④ハッシュタグ、⑤運用です。

①構造理解

Instagramをビジネスに生かすためには、アカウントをブランディング用とマーケティング用に分けなければいけません。ブランディング用は例えば、○○オフィシャルのような、会社や、お店自体のアカウントですね。それに対し、もっと重要なのが、マーケティング用のアカウントです。マーケティング用のアカウントは、その会社やお店で働いている個人個人のアカウントです。この個人個人のアカウントの運用が集客に大きな影響を与えます。人は人に来るんです。ホストのローランドさんが良い例ですよね。ローランドさんに会いに行く女性は、ホストに行くことが目的ではないですよね。ローランドさんに会いに行くのが目的ですよね。それは例えば、飲食店でも同じです。シェフがInstagramを運用していくことで、シェフにファンが付き、お店に来るというよりか、シェフに会いに来るようになるんですね。重要なのは、仕事についての投稿はしすぎないほうが良いということです。顧客は、仕事に興味があるというよりか、その人の生活に興味があったりします。シェフが料理の写真をたくさん載せるのも良いですが、普段のライフスタイルだとか、どこどこに遊びに行ったとかを載せると、ファンが付きやすくなります。仕事の投稿:遊びやライフスタイルの投稿=2:8くらいが良いとされています。

②プロフィール

プロフィールからの5秒以内の平均離脱率は74%といわれています。100人があなたのアカウントを見に来ても、74人は5秒以内に投稿も見ずに去ってしまうんです。であれば、プロフィールを改善することで、離脱率を減らしていくことがInstagramを伸ばす近道になりますよね。まずアイコンには自分の写真を載せたほうがいいですね。会社のロゴとかだと、ビジネス感が出てしまいます。また、5秒以内に74%の人が去ってしまうということは5秒以内に読まれる、箇条書きのようなプロフィールが良いですね。プロフィールに作文みたいな感じで書いても読まれにくいです。また、タイトルは興味を引き付けるものでないといけないです。筋トレ系のアカウントだったら、例えば、ジム経営してます!とか、パーソナルトレーナーです!とかですね。自分のターゲットが興味を持ちそうなタイトルを書くと良いです。URLも長すぎると離脱の原因になり得ますので、URLを短くするアプリを使ったほうが良いですね。

③コンテンツ

まず、画像の投稿は統一感を出すのが良いです。それには、9枚ごとの色の統一を心がけると良いです。インスタをスマホでみると、大体画面に映るのが9枚ですので、これをやるとアカウントに統一感が出ます。また、6歩バックの法則も重要です。お店に行ってご飯を食べ終わり、店員さんに写真を取ってもらうとき、店員さんに6歩バックしてもらいましょう。6歩バックすることで、自分がどんな雰囲気のお店に行ったのかが写真に写ります。フォロワーさんはあなたのライフスタイルに興味があるんです。どのようなお店に行ってるかがわかる写真を載せれば、あなたのライフスタイルを表現できます。また、人間味のあるコンテンツも重要です。飲食店の方であば、料理の投稿だけでなく、厨房の楽しい雰囲気だとかを載せるのも良いですね。

次に、文章に関しては、幸福、知識、努力を表現すると良いです。Instagramを使っていると、定期的にフォロー整理とかってしますよね。この人はフォローしなくていいかみたいな感じで、フォロー解除する時とか。その解除の対象にならないためには、フォローしていてメリットを感じられるような投稿をしなければいけません。幸福感を感じられるような投稿をすることで、見る側にも幸福感を与えられます。知識系は見る側に役立つ情報を届けられます。努力系は見る側のモチベを高めたりできますよね。見る側がこの人の投稿は自分にメリットがあると思ってくれば、フォロー解除されることはありません。

④ハッシュタグ

ハッシュタグは5個が最適だとされています。なん十個もつけたら、Instagramのアルゴリズムが、その投稿を何系の投稿か理解できず、インデックスされなくなってしまうんですね。また、5個のうち2個は同じキーワードを使うと良いです。例えば #筋トレ #筋トレ飯  みたいな感じです。

⑤運用

まず、店舗ビジネスの場合、お客様とはプッシュ広告のラインではなく、Instagramを交換しましょう。そして、月に一回程度、そのお客様のインスタの投稿にコメントすることで、そのお客様に忘れられないようになります。この時注意点は、またお待ちしております!などのビジネス感あふれるコメントは避け、自然な感じでコメントしましょう。例えば、お客様がカフェに行った写真を投稿したら、おしゃれなカフェですね!みたいな感じで、ビジネス感がないコメントが良いです。

今回の投稿はこれでおしまいです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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