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ペットショップでの犬猫販売の禁止?

フランスの国民議会で、2024年からペットショップで犬と猫の販売禁止が、動物虐待に対する闘いを強化する法案の一環で可決されました。今後、元老院での採決がありますが、国民議会が政府の見解と反する結論に至ったためか、テレビのニュースで取り上げられていました。

この国民議会の決定には、イギリスで2020年4月6日に施行されルーシー法が影響を与えたと言われています。このルーシー法、どのような内容かな、と色々検索してみました。日本語のサイトでもルーシー法について紹介しているものがありましたが、大枠としては、ペットショップによる生後6か月未満の子犬子猫の販売を禁止する法律です。フランスでは、国民議会で、ル・モンド紙によると、①子犬子猫のあまりにも早すぎる母乳からの引き離し、②子犬子猫工場の問題、③このような環境で育った動物の社会化においてみられる問題が指摘されました。この点、我が家で一度動物保護団体で引き離された親子猫を迎え入れて、色々経験していたために、とても納得しましたし、この問題が公の場で認知されてよかったな、と思いました。うちの娘猫は、恐らく動物保護団体で生後2,3週間程度で母猫から引き離されたのではないか、と推測しています。うちに来たときには、3,4カ月の子猫なのに、自分の乳をかきむしっていました。獣医さんに相談したら、早くに母猫から離された子猫は時々そういう症状がでるけれど、2,3カ月したらしなくなるから様子を見て、と言われました。が、母猫が娘猫を思い出し、餌を譲ったり母猫娘猫で仲良く遊ぶようになっても、4,5、6カ月が過ぎてもおさまりませんでしたし、延々と続きました。猫にも感情があってとても繊細なんだ、と実感しています。


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