【第14話】A.I　ホームランの打ち方を教えて！

こんにちは、　未来人J　です！

前回は「鉄道」について話しました。

今回は「未来で重視されている能力（前半）」

について話します。

あっ、記事が長いと苦情をいただいたので、

少し短めにするため、今後は前半・後半とに

分けることにしました。

それではどうぞ！

未来ではA.Iが、生活のいたるところに、

普及しています。

そしてA.Iは、この世に存在する知識を

全て持っていて、その知識を瞬時に

情報として僕たちに提供してくれます。

A.Iに聞けば、この世に存在する全ての

知識を教えてくれる。

もう、僕たちは学校で勉強しなくてよい。

そんな未来になったでしょうか？

残念ながら、

そうはなりませんでした。

未来でも、必要最低限の知識を

学校の授業で学んでいます。

そして、知識とは別に、ある能力を

鍛えられます。

その能力が、

「未来で重視されている能力」です。

それは、　質問する能力　です。

A.Iは、聞けば何でも答えてくれます。

「野球って何？」と聞けば、

”　野球　トハ　９人　デオコナウ・・・”

（長いので省略します）

と、A.Iが野球について

持っている全ての知識から、

野球に関して重要と考える知識を抜き出して

簡潔に教えてくれます。

現在の辞書や、ウィキペディアで調べるのと

あまり変わりありません。

次に、

「野球で、ホームランを打つには

　どうしたらよいの？」と聞けば、

”　ピッチャー　ガ　投ゲタ　球ニ　

　狙イ　ヲ　定メテ　バットヲ

　思イキリ　振ル　”

と返事が返ってきます。

長嶋茂雄みたいな回答として( 一一)

質問に対する答えとしては

正しいです。

なので、

「野球で、バッターのとき、

　ピッチャーが投げた球はストレートで

　球速１３０キロぐらい。

　その日は雨でボールが水を

　吸い込んでいるため、重くなっている。

　その場合にホームランを打つには

　どうしたらよいか？」

と質問します。

すると、A.Iは、バッティング技術や、

過去の試合でホームランが出た全状況、

速いボールとバットのスイング速度との

関係を緻密に計算して、その上で、

質問者の身体能力を総合的に考え、

具体的な方法を回答してくれます。

もし、質問者の身体能力では、

雨の日で重くなったボールを

ホームランにすることが難しいと

A.Iが判断したときは、

”　ホームラン　ヲ　打ツコト　ハ

　アナタニハ　難シイ　ノデ

　ヒット　ヲ　狙ッタ　ホウガヨイ　”

と回答してくれます。

A.Iに具体的な質問をすればするほど、

A.Iから、より適切な回答が返ってきます。

社会生活に関することでも、

「万引きをしたらどうなるの？」と聞けば、

”　店員　ニ　見ツカレバ　ツカマリマス　

　　万引キハ　シナイホウガヨイ　”

としか回答が返ってきませんが、

「　店舗で〇〇円程の商品を万引きした。

　その人は、万引きを初めてした。

　その人は、家庭事情で心が疲れていた。

　どうなるか？」と聞けば、

「　見ツカレバ　捕マル　ガ　

　過去　ノ　同様事例カラ　

　検察官　ガ　起訴　ヲスル　

　可能性　ハ　〇〇％・・・」

と、より詳しい回答が返ってきます。

続きは後半へ。

注意　この記事はフィクションです。