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明るいサイコパス通信 - 秋だかまだ夏だかわからん秋の特大号 【自伝 その一】

長女が盛んに聞いてくる。
「パパさぁ〜、ハタチの時何してたのぉ〜?」
思い出せない…
「大学行ってたのぉ〜?」
3つ目の大学にいっていた。
「毎日何してたのぉ〜?」
地下鉄の穴掘って酒飲んで唄ってた。
「大学いってたのぉ〜?」
行ってないと思う。
「友だちはぁ〜?」
いない、思い出せない。
「彼女いたのぉ〜?」
いたと思うが思い出せない。
「何人と付き合ったのぉ〜?」
結構いたような気が…
「田舎の大オジィちゃんと大ババちゃんが言ってたよぉ〜。
何人かの女の子が実家まで追いかけてきたって。
付き合ってもすぐ飽きてホットいて大揉めになるけど全く気にしない鬼畜だったって!
今とあまり変わらないね〜♬」
オマエなぁ…

土曜の夜の一家の団欒は追求大会となり果てしなく続くのだった。

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