【桜井】曲や詩が生まれるシチュエーション

Mr.Childrenの楽曲の多くは、作曲→編曲→作詞の流れで作られていますが、その中で「作詞」や「作曲」において、、桜井和寿さんには新しいメロディーや詩がよく思い浮かぶシチュエーションがあるそうです。

主なものはこちら。

  • お風呂、トイレやサウナなどの「水回り」

  • ジョギングや自転車と言うような「運動中」

この二つには共通点があり、それは「無意識になること」だと言います。「作ろう」と思っているとできなくて、お風呂に入ってリラックスして何も考えてないとき、運動で息を切らして何も考えられない時、そんな作るという意識から解放されて無意識になる時にメロディーや詩が浮かんでくるそうです。
まさに“奇跡のメロディーが降ってきて”って感じですね。
降りてきたメロディーは、鼻歌でボイスレコーダーに録音して、コードは覚えて置くみたいです。歌詞はネタ帳に書いているようです。
桜井さんが曲が生まれるシチュエーションについて語ったことをピックアップすると・・・


●1995年

「詩が浮かんでくるのは、割りと運動してたりジョギングしてたり、あとお風呂入ったりとかですね。作ろうと思って、作るとでてこないんで、逆にこう無意識・・・頭をからっぽにした時に出てくることが多いです。」

●2003年

「サウナとかいいですよ。全く自意識が働かないくらい朦朧となるじゃないですか。その時に結構いい歌詞が浮かんできたりする。だから、ジョギングとか、名もなき詩はジョギングしながら一曲丸々書いたような感じで、割といいんですよ。(無意識になっても)アンテナはどっかで、曲作んなきゃとかメロディーはいつでも自分の頭の中に流れてたりするから。」

●2005年

「曲は水回りが多くて、お風呂場とかトイレとか、あんまり曲を作ろうと思っていると出来なくて、すごくリラックスした時の方が出来るんですかね。サウナとか、熱くてもう何にも考えられないときに詩がぼーっと浮かんで来たりとか。」

●2012年

「お風呂、トイレ、割と水回りが多いです。」

●2015年

「出来るだけ作るということから遠いところに自分の意識を置くほうがよくて。自転車乗っているときとかお風呂に入っているとき、まったく何も余計なことを考えていないときに、ふとメロディーが流れ出すんですよね。夢占いと似ているかもしれないです」


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