Mr.Childrenの新曲「記憶の旅人」が、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』主題歌に決定！の話

Mr.Childrenの新曲「記憶の旅人」が、2024年5月3日(金祝)に公開される 日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』の主題歌に決定しました。

■どんな映画の主題歌になったのだろう？

映画『青春18×2 君へと続く道』は、台湾で話題となったジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作に藤井道ひとが監督・脚本を勤めて描く、“日本×台湾”と“18年前×現在”を舞台とした国境と年月を超えた切なく美しいエモーショナルなラブストーリだそう。
台湾のスター俳優 シュー・グァンハン＆清原果耶がダブル主演を担当し、さらに、ジョセフ・チャン、 道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳といった日台の豪華キャストが勢揃い。
余談ですが、清原果耶さんと黒木華さんって、ミスチル×docomo25周年タイアップの時のスペシャルムービーで親子役をしていましたね。
ミスチルに縁がありますね。
『青春18×2 君へと続く道』の詳しいストーリーは以下のようなもの。

始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生・ジミー（シュー・グァンハン）は、日本から来たバックパッカー・アミ（清原果耶）と出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する。
時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いた絵ハガキを再び手に取る。初恋の記憶がよみがえり、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意するジミー。東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう。
鈍行列車に揺られ、一期一会の出会いを繰り返しながら、ジミーはアミとのひと夏の日々に想いを馳せる。たどり着いた先で、ジミーが知った18年前のアミの本当の想いとは。
（公式サイトより）

そのような映画にミスチルが彩りを添えることになりました！
アルバム「miss you」から3ヶ月足らずで新曲のお知らせなんてイカれてるぜ。ウソ、イカれてはいないです。
ありがたいです。！
日台合作映画とはスケールの大きなタイアップが決定しましたね。
ノータイアップノーシングルの「miss you」からのリバウンドはなかなか大きい。
そして、これってもしかしてもしかしてこれを皮切りにアジアツアーの妄想も実現するのでは（ゴクリ）。

■新曲「記憶の旅人」入り映画予告も公開

新曲「記憶の旅人」入りの映画予告も公開されました。

バラードですね。
好きです、ワンコーラスだけでちょっとジーンと来てます。
映画のストーリーに寄せた歌詞になっているようですね。
“果たせていない約束”的なところとか。
聞こえた感じでちょっと歌詞を文字起こししてみます。

“さようなら
僕らの果たせずいる約束
君の思いを　切ない願いを
ずっと手放さずに抱きしめて生きよう

どうしてあの時行かせてしまったの”

映画の公開に合わせてCDなり配信なりのリリースがあるでしょうからフルで聴けるのが楽しみです。

【追加情報】映画公開日と同じ5月3日からのダウンロード＆サブスクリプション配信が決定しました→配信サービス

【追加情報】スペシャル映像が公開されました（20240423）。

■タイアップの経緯

今回のタイアップ決定はミスチル好きの藤井監督の熱烈なオファーがきっかけだったようです。
監督やプロデューサーがミスチルが好きで・・・というタイアップのきっかけ、このパターン多いな。
藤井監督にとってミスチルは10代から愛聴していて、憧れのバンドだったそうです。
それで、「自身の監督人生の第二章の始まり」とも位置付けているこの作品の主題歌はミスチルにと熱望し今回のタイアップが決定したということです。
新曲「記憶の旅人」は脚本の段階で制作され、その時点ですでに作品の本質を捉えていて、監督やプロデューサーを唸らせたと言います。
藤井監督は撮影期間中も常にこの曲を聴いていて、「作品づくりのぶれない芯になった」とこめんとしているので、ミスチルの楽曲が映画に影響を与えているかもしれませんね。
映画の撮影は2023年3月から2ヶ月ということなので、その時聞いていたということは、アルバム「miss you」の発売前には出来上がっていた楽曲なんですね。
藤井監督はミスチル主題歌についてこうコメントしています。

「僕にとっては原点ですし、今回の主題歌も「Mr.Childrenしかいない」と言いはしましたが……まさか叶うとは。「記憶の旅人」という素晴らしい曲を書き下ろしてくださったMr.Childrenの皆さんに本当に感謝しています。」

■「記憶の旅人」に対する出演者の感想

ジミー役・シュー・グァンハン
「はじめの一音を聴いた途端に鳥肌が立ちました！ 本当に気に入っています」

アミ役・清原果耶
「私自身もエンドロールで主題歌を聞いた時に“なんてこの作品に寄り添ってくれる歌なんだろう”とすごく心に染みたのを覚えています」

■アジア各地で公開

日本での映画「青春18×2 君へと続く道」の公開は5月3日ということですが、台湾では3月14日から公開されるようです。
また香港、シンガポール、マレーシア、ブルネイ、カンボジア、ベトナム、韓国での公開もあるようです。
さらに映画は3／28～4／8に開催される第48回香港国際映画祭カレイドスコープ部門への出品も決定しました。
アジア各地の映画館でミスチルの楽曲が流れるのを想像するとワクワクします。

■桜井和寿さんのコメント

最後に主題歌担当に寄せた桜井さんのコメントを引用します。

かつて自分の中に「確かにあったもの」
そして今も自分の中に「あって欲しいと強く願うもの」が
この映画の冒頭から終わりまで、ずっと流れていて
その懐かしさ 奥ゆかしさ 温かさは
すぐ近くにあるのに、もう手が届かないようで
もどかしくて もどかしくて
たまらなく人恋しくなる

この映画に関わる上で
不純なものは極力取り除いて音楽として抽出したつもりです。
それだけが私たちに出来ることでした。

2024 年に、
こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、
そして、この映画に関われたことが、
有り難くて、嬉しくて
今はただ感謝でいっぱいです。
ありがとう

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