おっさんでは無いからなのか、ビジネスマンでは無いからなのか。
どっちものような気がする。
こんばんは、しめじです。
久々に書くのに全く教育関係なくて恐縮ですが、一応、ちょっとした言葉の話をします。
これ、バズっていて、ネットニュース風記事にもなっているのでご覧になった方も多いとは思うのですが。
ほとんどわからない。
少なくとも、今まで10年強働いてきた学校現場、と言うか職員室では「突貫工事」くらいしか聞いたことないし、学業ストップして半年働かせてもらった会社(これは教育業関係ない民間企業)でも聞いたことないものばかり。
想像がつくものもあるし、多分私が思っている意味であっていそうなものも含まれてはいますが、想像がつかないものや、(ここに載っているからには)私が思う意味とは違う気しかしないものがわんさか。
と言うわけで、誰に需要があるわけでもないですが、それぞれについて、私の「こんな意味・・・?」予想をしてみたいと思います。
全然違うよ、と呆れてもいいし、やっぱり教師は社会を知らん!と憤慨していただいても結構です。今回ばかりは、無抵抗です。(「教師は社会を知らない」と言う言説の浅薄さと滑稽、空虚さについては、普段書いている通りです)
もしも案外あってたら、さすが国語教師の語彙力、と褒めてもらえるとやる気につながります。ありがとうございます。
では、順番に。
左上から右に向かって進んでいきます。
一丁目一番地
物事のスタート地点、大掛かりなプロジェクトの大事な第一歩?
知らんけど。
例「プロジェクト成功のためには、この素材の開発成功が一丁目一番地になります」
ざっくばらん
遠慮のない、あけすけな様子、と言う辞書通りっぽい意味しかわからないですね。
ちなみに語源としては「ざっくり」と「はらり」「ばらり」と言う言葉がくっついたものではないか、と言うとんでもなくそのままなものが有力視されています。
ビジネスの場面で、となるとどうなるんでしょう。
社長とかなんかそういう偉い人もいる会議だけど、商品や企画をよりよくするために立場に関係なく欠点も遠慮なく指摘する、みたいな感じでしょうか。
例「ぜひ、ざっくばらんにご意見ください」
鉛筆舐め舐め
これマジでわからんぞ。
鉛筆の芯側を舐める動作って、よくお金の計算を始める時の仕草として使われるので、「試算する」くらいの意味でしょうか。
例文「A社の受注額について、鉛筆を舐め舐めしましたところ、」
(素直に試算って言えばいいよね)
えいや
・・・勢い?
例「今回の商品は、すでにA社が先行していますが、えいやで行ってみようと考えています」
交通整理
プロジェクトの進捗がごちゃごちゃしてきたから一回整理すること?
例「君にはA企画に参加して、進捗の交通整理を頼みたい」
全員野球
みんなで協力すること。各自が持ち場で力を発揮し合うこと。
これは部活とかで言ってるとこが多いからあっていると思う。
「全員サッカー」みたいな。
例「社の命運をかけた事業です。全員野球で絶対成功させましょう」
よしなに
え、よしなに?
「悪しからず」に近い意味で使うのではないでしょうか。
それ以外は知らない。
例「よしなにお願いします」
空中戦
競合関係にある会社の支社同士で争うこと?
(空中戦=戦う本体は基地から離れているから)
例「今期、仙台支社の売上は空中戦に負けて激減した」
仁義を切る
義理を通す、筋を通す?
例「この企画を始める前に、仁義を切って〇〇さんに連絡しておくべきだろう」
握る
主導権を握る、から、イニシアチブをとること?
例「先に東海地方に出店して握っておきましょう」
なるはや
これはさすがに知っていますね。
「なるべく早く」。可及的速やかに。
例「明後日の資料、なるはやでよろしく」
いってこい
「行って来い」しかわからないぞ。
飛び込み営業のこととか?
例「いきなりの行って来いでお邪魔して申し訳ありません」
(どっちかというと用語というより隠語だな)
このペースで全部書くと長いから半分で切りますね。
前半は、「空中戦」と「いってこい」が本当に見当つかないです。
あとは、案外いい線ついているのではないかと我ながら思うのですが。
ちなみに後半は、「ガラガラポン」が謎です。
「ガラガラポン」て、なんや。
では、今夜はこの辺で。ビンゴ
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