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備えあれば憂いなし!急激な寒波で気を付けるべきこと2選!

 皆さまこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
昨日のニュースで「今週末にかけて全国的に大寒波がおとずれる」ことを知りました。広い範囲で最低気温が零下となり大雪になる恐れも・・・と言われておりますので、皆さまも体調管理にはお気をつけくださいm(__)m

 さて、気温が零下になると日常生活では何に注意すべきだと思いますか?例えば、「水道管の凍結」が挙げられます。基本的に水道管が凍結する目安は零下4度前後と言われておりますので、そこまでは寒くならないという地域の方には馴染みがない現象ですよね。しかし、週末にも差し掛かりますので、長時間水道を使用しないときには注意が必要です!

◎ 凍結を防止するためには、以下の対策が有効です。
・ 水道管に保温材を巻き付け、直接外気に触れないようにする。
・ 水道管内の水を排水できる場合は、あらかじめ排水しておく。

◎ 凍結して水が出なくなった場合は、自然に溶けるまで待つか、凍結したところにタオルなどを巻き付けて、その上からぬるま湯をゆっくりとかけてください。なお、熱湯 をかけると、水道管が破裂するおそれがあります。

水道管の凍結防止対策等の啓発の徹底について |報道発表資料|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 注意すべきなのは水道管だけではありません!「ヒートショック」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。温度の急激な変化によって健康被害を引き起こしてしまうことを指します。では、なぜヒートショックは引き起こされるのか、原因と対策を考えていきましょう。

 温度が急激に変わると、血管が急速に収縮もしくは拡張します。例えば暖房の聞いた温かいリビングから、お風呂に入るために暖房の無い脱衣所に移動し衣服を脱ぎ、冷え込んだ浴室に入ったとき血管は収縮し血圧が上昇すると言われています。その後、浴槽内に入り体が温まってくると血管は拡張し血圧は下降します。この急激な血圧の変化により、一時的に脳内に血液が回らなくなる貧血を引き起こす場合があります。この一過性の貧血が浴槽内で意識を失ってしまう原因のひとつともいわれています。

 また、ヒートショックは血圧を正常に保つ機能が衰えてきている65歳以上の高齢者に多く見られるそうですが、若い人でもヒートショックを引き起こす場合があると言われています。その主な原因は「脱水症」と言われています。脱水症になると、体温調節がうまくいかなくなり、気づかないうちに血圧が大きく変動してしまうことがあるのです。例えば、飲酒時はアルコールの影響で体内から水分が抜けてしまっているため、「隠れ脱水」が起きている可能性が高いです。その状態で、入浴すると脳出血や脳梗塞などのリスクがあると言われています。

 では、一連のヒートショックを防ぐにはどうしたらよいでしょうか。

1.室内の寒暖差を少なくする
 特に注意が必要なのは脱衣所や浴室、トイレといった場所です。これらの場所には小型ヒーターを設置したり、浴室に関しては入浴前にシャワーで浴室内を十分に温めてから入室するなどの対策が必要です。

2.十分な水分を摂取する
 体温調節する上で「水分」はとても大切な役割を果たします。冬季は室内で暖房器具を使用する為、余計に乾燥し、水分の摂取が重要となります。入浴前や就寝前などは、意識的にコップ1杯分の水を飲む等の対策が有効です。

3.食後すぐの入浴や、飲酒後・医薬品服用後の入浴は避ける
 特に高齢者は、食後に血圧が下がる食後低血圧によって失神する恐れがあると言われています。また、上記でも解説しましたが飲酒後すぐはもちろん、体調が悪いときや精神安定剤や睡眠薬等の服用後もなるべく入浴は避けましょう。


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