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デルタ、ミュー...変異株の名称がギリシャ文字で呼ばれる理由

ここ最近のニュースで「デルタ株」がとか、「ミュー株」が新たにとか、コロナの変異株の名前を見聞きするのだけれど、このデルタとかミューというのは、ギリシャ文字で、こんな形で、ギリシャ文字を見たり、聞いたり、言ったりするとは思わなかった。

少し前までは、最初に変異株が検出された国の名前で呼ばれていたけれど、偏見や差別につながる可能性があるという理由で変更。

それで、ギリシャ文字になったということみたい。

なぜ他の言語ではなくて、ギリシャ文字なんだろうと思うわけだけれど、

WHOではその理由を

シンプルで、言いやすく、覚えやすいという理由でギリシャ語のアルファベットを使用した。

とニュースリリースで発表したそう。

ちなみに今名前のついているギリシャ文字は

・アルファ株(α) 2020年9月 イギリス
・ベータ株(β) 2020年5月 南アフリカ
・ガンマ株(γ) 2020年11月 ブラジル
・デルタ株(δ) 2020年10月 インド
・イータ株(η) 2020年12月 複数の国
・イオタ株(ι) 2020年11月 アメリカ
・カッパ株(κ) 2020年10月 インド
・ラムダ株(λ) 2020年12月 ペルー
・ミュー株(μ) 2021年1月 コロンビア

英語のアルファベットではなく、ギリシャ文字なんだね。

世界的に見ると、ギリシャ文字は、シンプルで言いやすいということになるのかな。

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