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なぜ、帯状疱疹になったのかを理解する。

帯状疱疹たいじょうほうしんになった当時の記事


僕は、胸腺活性化ヒーリングを毎日実践してきた一人でありました。

その僕が、体内に在中するウィルス性の病気(子供の頃から在中するようになった水疱瘡みずぼうそうのウィルス)にかかってしまったことが不思議で仕方なかったわけだったのでした。

胸腺活性化ヒーリングの根幹を揺るがしかねない非常事態と宣言して、
なぜだ、なぜだ、なぜだと調査しました。

そして、その調査から見えてきたことがございます。


実は、僕は花粉症で、今年の花粉症は、やばいくらいひどい状況にありました。目がシュパシュパして痛痒い。鼻水もエンドレスで出っ放しな状態でありました。

そんな中で、必要以上の過度な過労を行い、さらには、頑張った自分に、ご褒美を与えるようにアルコールを摂取していました。

調べてみてわかったことなのですが、アルコールは花粉症をさらにひどくさせる物質を分泌させるそうです。


免疫学的に、その状況(花粉症)がどういう状況に当たるのかというと、液性免疫が活動的に作動している状況と言えます。

液性免疫は、真菌や細菌に対する免疫です。マクロファージや樹状細胞じゅじょうさいぼうが真菌や細菌を取り込み、その情報をヘルパーT細胞に伝えます。ヘルパーT細胞は二種類あり、この時に活性化するのは、2型のヘルパーT細胞(Th2)です。Th2は、IL-4、IL-5、IL-10などを分泌して、B細胞などを刺激します。

【参考文献】がんを治す医療辞典決定版 最新の現代医学から確かな代替療法まで。
「がん」と闘うための総合辞典(総監修)帯津良一


また、帯状疱疹たいじょうほうしんはウィルス性の病気です。ですから、帯状疱疹を治すためには、細胞性免疫を利用することになります。

細胞性免疫は、がん細胞(ウィルスなど)に対する免疫です。マクロファージや樹状細胞じゅじょうさいぼうは、がん細胞を取り込んだのち、1型ヘルパーT細胞(Th1)を活性化させるためのサイトカインであるIL-12を放出します。Th1は、IL-2やインターフェロンγ(IFN-γ)を出して、キラーT細胞やNK細胞を活性化させます。

【参考文献】がんを治す医療辞典決定版 最新の現代医学から確かな代替療法まで。
「がん」と闘うための総合辞典(総監修)帯津良一

液性免疫(花粉症など)と細胞性免疫(ウィルスやがんなど)は、お互いに微妙なバランスを取り合っています。2つの細胞には、一方が高まりすぎると、一方を抑制してしまうという関係があることがわかってきました。

つまり、がん細胞やウィルスを攻撃する細胞性免疫が十分に働くためには、液性免疫(花粉症など)の作用が抑えられなければならないのです。

【参考文献】がんを治す医療辞典決定版 最新の現代医学から確かな代替療法まで。
「がん」と闘うための総合辞典(総監修)帯津良一


このことから、花粉症が悪化している状態というのは、液性免疫が高まっている状態と言えることになります。ということは、ウィルス性の帯状疱疹たいじょうほうしんに効く細胞性免疫を高めるためには、液性免疫の活動(花粉症など)を抑えなければ、十分に働かないといったことになってしまいます。

そして、僕は、アルコールを飲むことによって、その状況を自ら作り出してしまっていたんだなと理解しました。


そして、出した結論。

花粉症のシーズンはアルコールを控えることにしよう。

でした。



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