自分の教育が正しかったかを知る方法〜育てたように子は育つ。

前職でよく新入社員のトレーナーをしていたのですが、その時に自分の中で勝手に作っていた指標です。

入社数年ともなると新入社員の育成を任せられる機会が増えると思うのですが、実際に、その子が自分のサポートによってどれくらい育ったのかを知る術が無い事に非常に疑問を感じていました。

自分じゃない人が育てたらどれくらいのスピードで出来るようになるのか、自分という存在がいなかったらどれくらいのスピードで成長しているのか

そういうことが明確に出せないのに、新入社員トレーナをしていた、というだけで人事評価時に加点されやすく、頑張らなくても頑張っても一緒なのでは、、と思っていました。

そんな折こんな言葉を見つけました。

自分の教育が上手くいったのかどうかは、孫の代を見て初めて分かる。

つまり、自分の子供(≒担当している新人)を見るのではなく、その子供が育てた子供を見なさいってことですね。

自分の上司なので、言われて納得しないこと、嫌なことがあっても基本、本人には言いませんが、自分の部下となると立場が逆になるので、自分が言いたいことを子供にガンガン言っていきます。

その時になって初めて、自分が伝えていた言葉がどれだけ伝わっていたのか、何が響いて何が響いていなかったのか、が初めて分かるのです。

響く教育をしていれば、そのとおりにやるでしょうし。

響いていなければ、おそらくそれは上っ面だけの合意だったのでしょう。。(悲しいことですが、真摯に受け止めないといけない部分ですね)

こうやって、孫の代を見て、自分の教育が上手く行っていたのか、何が良くて何がだめだったのかを振り返ると非常に良いかなと思います。

つまり、自分の教育の結果を知るためには、子供ではなく、孫の代の成長まで待たねばなりません。

ローマは1日にしてならず、といいますが、教育も長い目で見る必要がありますね!

いやいや自分はこんな教育論を持っているよ!

こんな感じでうちはやっています!など、何か意見がございましたらぜひコメントから教えてください!



元落ちこぼれエンジニアです。自分の落ちこぼれ経験をきっかけに人材教育に興味を持ち、誰でも最短で成果が出る教育ノウハウを提供しています。