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脱力を簡単にするには?【水曜日のnote141】

よく脱力した方がボールが伸びるとか、スピンがかかるとか言われますが、脱力ってどうやったら出来ますか?

慣れないと出来ない部分もありますが、どうやったら脱力がやりやすくなるか?イメージしやすくなるか?などについて書いてみたいと思います。

脱力してみる

セルフトスで脱力してストロークを打つと、簡単にボールを飛ばせますし、比較的簡単に脱力を実感出来ると思います。

この時に、脱力して打てているのはどんな状態かを考えてみます。

・身体の前で打てている
・ラケットの重さでヒットしている
・後ろから前に体重移動している

単純にこれの後ろに「〜ない」と打ち消しの言葉をつけたら、力んでいるという事になりますね。

ではどうすればこの脱力した状態になるのでしょうか?

脱力できる状態にするには?

当たり前ですが、来たボールに対して自分のスイングを合わせなければなりません。

基本的にテニスは打点もバランスも相手にズラされるスポーツなので、脱力して打つにはボールへの入り方が全てと言っても過言ではありません。

脱力して打てた状態の3つに対しての対応を考えてみましょう。

・身体の前で打つには?
打とうとする打点よりも前で打とうとする。
前にズレたら、前に踏み込んだり、前に体重移動すれば脱力したまま対応可能です。

・ラケットの重さでヒットするには?
遠い打点で打つようにする。
スイングの半径が長い方がスイングスピードが速くなり、脱力もしやすいため、ラケットの重さを活かしやすくなります。

・後ろから前に体重移動するには?
身体を使ってテイクバックからフォロースルーまで行う。
腕だけとか、身体のターンだけで準備するのではなく、軸足に体重を乗せた状態もプラスしましょう。
軸足にある体重をタイミング良く移す事で、身体全体を使ってボールを打つ事が出来ます。

段階的に練習する

まずは簡単なセルフトスから始めて、ハンドトスしてもらう、ラケットで球出ししてもらう、ショートラリー、ロングラリー、ポイントというように、段階的に難しくしていくのが良いと思います。

その場で打つだけでなく、動きを入れる事も忘れずにやっていきましょう!

言い方を変えてみる

脱力って、かなり難しい事なんです。

そしたら、どこで力むのか?という言葉の方が分かりやすいと思います。

元々力を抜いておいて、ボールが当たる瞬間だけ力を入れる意識で打ってみましょう。

どのタイミングで力を入れ始めたら上手くいくか?どのくらいの力加減なのか?力を入れる時間はどのくらいの長さなのか?

ボールが当たる瞬間と言っても、力の入れ方やタイミングなど割と奥が深いので、それを模索しながら、段階的に練習していくと良いと思います。

まとめ

まずは簡単なセルフトスから、ラケットの重さを感じるくらい力を抜いてスイングしてみる事から始めて、脱力した状態を体験してみましょう。

いきなりラリーで相手のボールの重さを利用する事は、難しくてできないと思いますので、焦らず段階的に!

脱力はそもそも難しいので、どう力むか?と捉えてみる事も大切だと思います。

覚えたらかなり楽しいので、コツコツ取り組んでみましょう!

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